年末年始や冬休み・夏休み・春休み、ゴールデンウィークを利用して短期でリゾートバイトをやってみたいと思っている方も多いと思います。
「短期のリゾバってどんな求人があるの?」
「短期のリゾバのメリット・デメリットは?」
「求人を選ぶ際に気をつけるべきポイントは?」
など様々な疑問が浮かぶと思います。そこで短期(1週間〜2週間・年末年始・GW)のリゾートバイトの求人の特徴やメリット・デメリット、おすすめ求人サイトについて解説したいと思います。
1週間〜2週間の短期で募集しているリゾバ(住み込みバイト)の種類
リゾートバイトでは一般的に短期・中期・長期という区分けになり、以下のように期間が分けられています。
期間 | |
短期 | 週末・1週間・2週間・1ヶ月以内 |
中期 | 2ヶ月〜3ヶ月 |
長期 | 4ヶ月以上 |
ただし求人サイトによって扱いが違うので、中期・長期は結構意見がバラけます。ただ、基本的に短期リゾバは「週末の2日間だけ〜1ヶ月以内」を指すことが多いです。
以前は短期リゾバの案件は少なく、3ヶ月以上の中長期案件がメインでしたが、最近は1ヶ月未満の短期住み込みバイトも募集されているケースが多くなりました。
たとえば以下のような勤務地・職種で1週間〜2週間といった短期リゾバが募集されています。
- 温泉旅館・ホテルでのレストランサービス・カフェスタッフ
- 旅館・ホテルでの裏方業務全般
- レストランでの調理補助
- 旅館の中居(接客)
- フロント・ベル・ナイトフロント
- 宿泊施設などのショップ・販売
- スキー場のリフト係など
- テーマパークのアトラクションスタッフ
基本的に1〜2週間といった短期バイトにレア職種はありません。短期ということもあって、ホテルやレストランなどのスタンダードなリゾートバイトが大半になります。
また、リゾバで人気な北海道・沖縄エリアでは短期案件が少ない傾向があるのも理由の1つです。北海道や沖縄は地理的にも特殊で、レア職種が多いのですが、年末年始やゴールデンウィークなどの1〜2週間程度の短期案件が少ないです。基本的に本州・四国・九州の案件から探すことになります。
数少ないレア職種がテーマパークやレジャー施設での住み込みバイトなので、宿泊施設や飲食系以外の業種でリゾバを探したい方はテーマパークが狙い目です。
年末年始におすすめの短期リゾバ
年末年始はクリスマスや忘年会、正月などで何かと出費が必要になります。旅行するにしても、どこも繁忙期で割高になっておりコストパフォーマンスが悪いです。もし会社勤めしていないのであれば、旅行ついでに年末年始に短期リゾートバイトはかなりオススメです。
勤務地としてはスキー場や温泉旅館などが年末年始に特に積極的に募集しています。年末年始は繁忙期に加え、地元のパートやアルバイトは休暇を取る方も多いために、リゾバスタッフでも、好条件で迎えてもらえるチャンスがあります。
特に長野県・新潟県が年末年始のリゾバの鉄板エリアです。新潟や長野は良質な雪が降るので、シーズンを通してスキー場のリゾートバイトにはオススメエリアの1つです。さらに東京から新幹線一本でアクセスできるということもあって、都心の学生でも参加しやすいのも人気の理由の1つです。
また数は少ないですが、遊園地など学生に人気のテーマパーク系のリゾバでも募集している場所があるので、大学や専門学校の友達同士で応募するのもいいかもしれません。
短期バイトは交通費が全額至急ではないケースもあるので、なるべく近場の宿泊施設やスキー場から選択してもいいかもしれません。年末年始のリゾバですが、早ければ10月上旬ぐらいから募集しています。期間は12月20日〜1月10日の間で1〜2週間ぐらいの間で設定されている求人が多いです。
年末年始は最短2日ぐらいからのリゾートバイトもありますし、学生が冬休み期間を利用してスノーボード旅行などに代用することも可能です。
年末年始に短期で海外のリゾートバイトはできる?
年末年始などの休暇を利用して海外旅行をしたいと思っている方も多いますが、海外に行く手段としてリゾートバイトを探している方もいます。毎年、少なからずの方が探してるのが「海外 短期 リゾートバイト」「海外 年末年始 リゾバ」といった検索ワードです。
海外でリゾバ募集していたら、航空チケット無料で海外行けるし、お金も稼げて一石二鳥かもしれませんが、そんな夢求人は存在しません。
もしかしたら、ニューヨークやロンドンなど日系企業が多い都市の水商売系でスポット的に募集することがあるかもしれませんが、海外は報酬を受取るのに労働ビザが必要ですし、基本的に探すだけ無駄です。妥協策としては北海道のニセコや長野県の白馬村など日本にいながら海外にるような感覚を感じられる外国人村のリゾバに参加すれば、少しは海外旅行をしている気分を感じられるかもしれません…
短期(年末年始)の住み込みバイト(リゾバ)におすすめの求人サイト
年末年始の短期の住み込みバイトを探す際におすすめの求人サイトを紹介しておきたいと思います。
短期のリゾバ求人を扱っているリゾートバイト派遣会社はほとんどありません。基本的にこれから紹介する3つの求人サイトを抑えておけば、間違いないと思います。他の求人サイトは、あまり短期案件は取り扱っていません。
リゾバ.com(ヒューマニック)
リゾバといえばリゾートバイトダイブが一番有名な派遣会社です。1990年代から存在するリゾートバイト事業者です。
リゾバ.comは短期案件はすべてのリゾートバイト求人サイトの中ではもっとも求人数が多いです。最近は長期よりも短期案件に強いリゾバ求人サイトという印象がついてしまっているぐらいです。
その分少し時給は低めに設定されています。時給は気にしないので、多くの求人を紹介して欲しいという方におすすめのサイトとなっています。「短期でも労働環境が良い場所で働きたい」「なるべく雪質の良いゲレンデでバイトしたい」といった方には特にオススメとなっています。
はたらくどっとこむ(アプリリゾート)
続いて、一番オススメなのが、アプリリゾートが運営するリゾートバイトダイブです。はたらくどっとこむは短期・中期・長期どの案件も豊富に取り扱っているオールラウンダーです。リゾバ.comの次に求人数が多イサイトで、最近はファッションモデルを使ったプロモーションなどでブランディングにも力を入れているサイトになります。
サポート体制には定評がありますし、以前は時給がリゾバ.com並に低いと不満がありましたが、最近は時給が高いリゾバ案件も充実してきています。短期のリゾバの中では、「求人数」「時給」「サポート体制」のバランスが一番良いのがはたらくどっとこむになります。
リゾートバイト.com(グッドマン)
3つめはリゾートバイト.comです。短期案件でも時給1,100円〜1,200円が狙うことができます。
ただし、どちらかと言えば、短期よりも中長期の求人が多く、短期の求人は取り合いになります。また、担当のコーディネーターによっては、「サポート体制がいまいちだった」といった口コミもたまにチラホラ見かけるので、少し運要素のあるリゾートバイト派遣会社です。
もし1ヶ月以上働けるのであれば、同じ求人でかなり高めの設定なので、オススメです!
GW(ゴールデンウィーク)におすすめの短期リゾバ
2019年のゴールデンウィークは4月27日(土)〜5月6日(月)までの10連休となります。最短で2〜3日程度からGWの短期リゾバは募集されています。
求人を探している方は2月中旬から募集が始まり、3月には一番盛り上がり、人気のある求人から埋まってしまうので、4月上旬ぐらいまでには探しておきたいところです。
ゴールデンウィークは春で一番の繁忙期ということもあって、多くのリゾート地で短期間のリゾートバイトが募集されています。春はテーマパークが活況で大量募集しているので、大学生・専門学校生なら楽しめるはずです。
ただし、GWのリゾバは繁忙期ということもあり、1〜3時間程度残業がある勤務地も多いので、「稼ぎたい」のか「遊びたい」のかはコーディネーターさんにしっかり伝えてミスマッチが起こらないようにしましょう。
また北海道・東北など一部ではまだスキー場がオープンしていたりするので、アウトドアスポーツ好きの方はゴールデンウィークもスキー場のリゾバを狙ってみてもいいかもしれません。
全国的にリゾートバイトの募集が多い時期なので、自分の住んでいる近隣のリゾートホテルや温泉旅館でも数多くの募集が見つかると思います。
短期の住み込みバイト(リゾバ)のメリット・デメリット
中長期のリゾートバイトと比較した場合の短期リゾバのメリット・デメリットとしては以下のようなことがあります。
- 交通費が支給が少ない
- 時給がちょっと安い
- 求人数が少ない
- 短期間だけリゾート施設を満喫できる
- 繁忙期なので仕事が大変
- コーディネーターさんが積極的ではない場合も
- ブラックな労働環境だったとしてもすぐやめられる
- 友達・恋人が作りにくい
交通費が支給が少ない
短期間のリゾバは基本的にあまり交通費の支給額が少ないです。なので基本的に自分の自宅から近い勤務地を選んだ方が無難です。
ただし、短期リゾバの交通費に関してはそれぞれのリゾバ紹介会社の規定による部分が大きいので、一度短期バイトがどのような交通費なのか質問してみるのをおすすめします。
もしかしたら、どうしても人材が足りない勤務地がある場合には、遠方でも特別に交通費を上乗せして支払ってくれるといった対応をしてくれるかもしれません。
時給がちょっと安い
リゾートバイトの時給は1,200円以上の求人も少なくありませんが、基本的に短期バイトだとボリュームゾーンは1,000円前後になります。
もちろん短期でも時給が高い住み込みバイトも存在しますが、その場合には求人サイトを絞る必要があります。後ほど、短期でも高価格帯のリゾートバイト求人を取り扱っている会社を紹介したいとい思います。
求人数が少ない
短期のリゾートバイトは全体的に求人数が少ないです。またゴールデンウィークや年末年始、大学の夏休み・春休みなどで申し込む方が多いために競争率も高くなります。
条件のいいお得なリゾバから順に埋まっていく傾向があるので、思い立ったらすぐにでもリゾバ専門の求人会社に相談することをおすすめします。
短期間だけリゾート施設を満喫できる
短期間のリゾバは数日だけ温泉やスキー、ビーチ、プロのまかない料理を満喫でき、日常とは違う日常体験が味わえるメリットがあります。
大学の夏休み・冬休みや、転職活動前までの空いた時間に旅行代わりにリゾバを観光手段として利用することができます。
たとえリゾバスタッフでも勤務地の施設が無料で使えたりなど、色々とメリットがあるので、求人を紹介してもらう際にはどのような特典があるのか質問しておきましょう。
繁忙期なので仕事が大変
2日〜1週間などの短期間だけ募集されているリゾバは繁忙期になるので、仕事が大変なケースも多いです。基本的にどの勤務地でもセカセカ働く必要があることは念頭に入れておきましょう。
しかし、場所によっては、正社員のお休みや、リゾバスタッフの補充なので、繁忙期を見越して募集している訳ではない場所もあるので、なるべく忙しくない勤務地で相談してみるのもいいかもしれません。
コーディネーターさんが積極的ではない場合も
短期リゾートバイトのデメリットとしてはリゾバ紹介会社のコーディネーターさんがあまり積極的でないというデメリットもあります。3ヶ月以上の長期勤務の方がリゾバ紹介会社としも紹介料が多いので利益になります。
長期希望スタッフの対応を優先して、あまり短期リゾバ希望のサポートはイマイチの会社やコーディネーターさんもいます。なるべく会社全体としてのサポート力の強い求人サイトや短期案件に強い会社を選ぶようにしましょう。
「直感的になんかこのコーディネーターさん頼れないな…」と思ったら、さっさと別のリゾバ紹介会社へ移りましょう。
ブラックな労働環境だったとしてもすぐやめられる
残念ながら一部のリゾバ勤務先は労働環境が整っていないといった事例も報告されています。そういったブラックな勤務先に2ヶ月以上などとなると結構辛いモノがあるのですが、基本的に短期案件であれば、とりあえず自分で退職の意思を伝えなくてもすぐに終了時期が来てしまいます。
はじめてのリゾバで、どういった感じなのかとりあえずお試しでチャレンジしたい方にとっては長期よりも短期のリゾバの方がおすすめです。
友達・恋人が作りにくい
リゾートバイトは恋愛に発展しやすいのがメリットの1つですが、基本的に1ヶ月以上同じ職場で働くような場合に恋愛関係は発生しやすいです。また、恋人ではなく友達すら1週間程度だと作れない可能性もあります。
ということで、個室・WiFi完備かどうかは確認しておきたいとこおきたいところです。そこまで深くリゾバスタッフ同士で仲良くなれない可能性があるので、短期の方は1人部屋の方が無難です。プライベートな部屋はまず第一に優先すべきでしょう。
普段からリア充だと思っている方は短期でドミトリでも仲良くなれるかもしれません。
無料WiFiもあると嬉しいですね。無料WiFi完備の物件は、寮全体もしっかりメンテされている印象です。
ちなみにカップル応募可能な勤務地もあります。2人部屋を異性で借りられたり、2人で観光もかねてデートしやすいようにい色々とアレンジしてもらえる勤務地もあるので、カップルで応募したい方はコーディネーターさんに相談してみてください。
短期の住み込みバイト(リゾバ)を選ぶ際に抑えておきたいチェックポイント
- 個室・無料WiFi
- 時給が高いか
- 自宅から近い
- 特典がいいか
- リゾバスタッフは多いか
年末年始などの短期リゾバは求人数も少なく、全国の学生や20代のフリーターからの応募が殺到するので、思い立ったら早めにリゾバ派遣会社に相談することをオススメします。
リゾートバイトダイブあたりが、短期求人が豊富で、初心者へのサポート体制もしっかりしていると好評です。