「楽しい体験ができる」とか「お金が貯まる」と人気のリゾートバイト。昔からある隠れたアルバイトですが、近年は知名度がアップしてきました。今年の冬はリゾートバイトにチャレンジしようと思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな注目のリゾートバイトですが、もしリゾバ未経験者が初めて参加するなら冬が最もオススメの季節です。なぜ冬がオススメなのか、理由を説明したいと思います。
はじめてのリゾートバイトが冬がオススメな理由
はじめてのリゾートバイトで冬がオススメなのは以下のようなメリットがあるからです。
- 楽な仕事が多い
- リフト券無料
- ゲレンデマジック・リゾバマジックでワンチャンの可能性
- 涼しいので着物を着て働きやすい
- 温泉に無料で入れる
楽な仕事が多い
リゾートバイトは住み込みバイトの1つです。工場やブラック飲食店の住み込みなどよりはマシですが、やはり住み込み系で仕事を募集している求人は肉体的にハードな仕事が多くリゾバも居酒屋バイトで働けるぐらいの体力は多少必要になってきます。
体力的にきつい仕事も多い中、冬にだけ募集している「スキー場」のリゾバは、全体的に楽な仕事が多いことでアルバイターの間からは評判です(笑)
スキー場は営業時間が短いので、残業が少なかったり、開館・閉館時間以外は仕事が少ない場所も多いです。またリフトの操縦など外で作業する仕事は通常の休憩の他に持ち回りで室内で身体を温める時間が与えられます。
もちろん、スキー場や運営会社によって一概には言えませんが、セカセカ働きたくないのであれば、スキー場のリゾートバイトが最も体力的にラクな可能性が高いです。
リフト券無料
冬にスキー場でのリゾートバイトを選択すべき、もう1つの大きなメリットがリフト券が無料になることです。リゾバに参加する方の多くがアウトドアスポーツが好きなので、冬はスノーボードなどを楽しみたいと思っています。
20代はお金がないので、1日で1万円近くするリフト券やボード用品のレンタルを借りるのはなかなかの出費ですよね。しかしリゾバ中なら無料〜格安でリフト券などが利用できるので、思う存分ウィンタースポーツを楽しむことができます。
場所によってリフト券や用具レンタルは無料か社員割引かは違いますが、リゾバスタッフの特典が豪華なスキー場から埋まっていく傾向があるので、スキー場バイトは時間との勝負です。
ゲレンデマジック・リゾバマジックでワンチャンの可能性
ゲレンデマジックという言葉があるように、スキー場のリゾートバイトでは恋愛に発展しやすいメリットがあります。異性との出会いやワンチャン狙いの方の多くはスキー場のバイトを選択します。
またスキー場だけでなく、基本的に冬は寒いので外出する機会が少なくなり、寮で一緒に集まって鍋パーティーなどをするようなインドアのイベントも多くなり、そこから恋愛に発展したりすることも多いです。
恋愛目的なら春や秋などの中途半端な季節よりも、外に出る気がしないような極寒の季節の方がオススメです。
涼しいので着物を着て働きやすい
リゾバの中で年間通して募集されている職種の1つが旅館の「中居」さんです。女性専用の接客の仕事で時給も1,200円以上と高時給なので、女子のリゾバで最も人気が高いです。
そんな中居さんの、メリットでもあり、デメリットでもあるのが着物を着て仕事をすることです。着物を着て仕事をすることに憧れのある女子は多いのですが、2週間もすれば、楽しさよりも着物を着る作業自体が面倒に感じてきてしまいます。
そして、真夏でも着物でお出迎え・お見送りをしなければならず、汗ばみますし、熱中症にもなりやすいので、夏の中居は初心者には向いていません。
中居は時給が高い分、覚えることも多いので、初めて旅館の仕事をするのであれば、体力的には冬の方がオススメです。
温泉に無料で入れる
旅館や温泉付きホテルではでは、リゾバスタッフも温泉に無料で入浴することができます。
温泉に一番入りたい季節といえば、やっぱり「冬」です! 温泉には美肌や疲労回復など様々な効果が期待できる成分が含まれている温泉が全国にあるので、源泉効果で勤務地を選択してみるのもオススメです。
以上リゾートバイトを冬にするべきなオススメな理由です。基本的にメリットの方が多いです。ただし冬のリゾバの代表格であるスキー場バイトには以下のようなデメリットもあるので、その点だけは注意しておきましょう。
- スキー場の住環境はドミトリー(相部屋)の求人が多い
- ご飯の弁当率が高め
- ゲレンデバイトは人気が高くすぐに求人募集が終了してしまう
冬のリゾートバイトにおすすめの地域3選
続いて冬のリゾートバイトにおすすめの地域を紹介したいと思います。
ニセコ(北海道)
ニセコはパウダースノーでスノーボードやスキーには人気の高いスポットの1つです。
またオーストラリア人やフランス人やドイツ人率が高く、日本人の割合が少ないので、町中も英語表記が多く、日本にいながら海外で働いているような感覚を味わえます。
英語を使った仕事がしたい方やスキー場でのバイトがしたいという方であればニセコはオススメの地域となっています。外国人のワーホリスタッフとも働ける確率が高いです。
トマム(北海道)
トマムも人気の観光地ですが、外資主体のニセコと違って星野リゾートが開発しており、日本人が過ごしやすい一大観光エリアになっています。スキー場だけでなく、ホテルや遊園地などもあるので、1年を通して求人が募集されているのもトマムの特徵です。
リゾバスタッフの求人数が多いので、出会いや飲み会などを目的とした20代の方にはトマムは一押しとなっています。
白馬村(長野県)
白馬村もニセコと同じようにスキーリゾートとして有名ですが、東京からのアクセスも北海道よりはよく、また国内資本が残っているのでニセコほど外国人村化していないので、バランスが良い土地でもあります。
北海道の場合は1ヶ月以内などの短期だと交通費の関係で難しい場合もあるので、本州であれば最もオススメのゲレンデエリアの1つが白馬村になります。
参考出典:リゾバ.com
寒い冬こそ逆張りで沖縄もアリ!
冬のリゾートバイトというと、どうしても北海道や長野県など本州・北陸・東北方面をイメージしてしまいますが、逆に沖縄や鹿児島などの南国の離島というのも検討してみてください。
というのも冬はオフシーズンということもあり、仕事がラクな職場も多いからです(笑) 閑散期なので、大勢のリゾバ仲間とワイワイガヤガヤ飲み会などは期待できませんが、1〜2人程度の少人数で静かに離島や自然の中での生活を体験してみたいという方は逆張りで沖縄や九州地方のリゾートバイトを検討してみてもいいかもしれません。
暖冬なので比較的軽装でも冬を越せるので、寒がりな人にはオススメの戦略になります。
大学生の冬休みや短期住み込みはどこがおすすめ?
大学生の場合、冬の中でクリスマス前から1月5日ぐらいまでの2週間程度しか大学の冬休みの時間がありません。
2週間以内の短期バイトだと北海道や沖縄などの遠方だと、交通費が全額支給されない可能性があるので、近隣の都道府県で働くのがオススメです。まずは近場の「ゲレンデ」をあたってみて、なければ「温泉旅館」をあたるといいでしょう。
2週間などの短期求人は少ない傾向があるのですが、年末年始は社員さんや主婦のパートの方で出勤できない方も多くなる期間なので、年間通して冬休みの時間帯は比較的短期リゾートバイト求人を探しやすい時期でもあります。
まとめ
- 楽な仕事が多い
- リフト券無料
- ゲレンデマジック・リゾバマジックでワンチャンの可能性
- 涼しいので着物を着て働きやすい
- 温泉に無料で入れる
- ニセコ・トマム・白馬がオススメ
- 冬の沖縄は閑散期で穴場
冬のリゾートバイトは、住み込みバイト初心者にこそ始めやすい季節となっています。基本的にスキー場などのレジャー施設に来る方は、お金を貯めたり、観光業界に興味があって働きに来ている方は少ないので、ゆるい仲間とゆるい体験ができるので、遊びに近い感覚で働けるのでオススメとなっています!