リゾートバイト(住み込みバイト)と言えば

すごく楽しかった

きつい

大変だった

割に合わない

絶対やめておけ
みたいな感じで良い口コミと悪い口コミがありますよね。ネット上には大体ネガティブな意見が多いですが(笑)
リゾートバイトに興味があるけど、悪い口コミが気になってちょっとリゾバって怪しいバイトなんじゃないかと、不安な方もいると思います。どのリゾバ求人サイトも楽しいアピール激しすぎて、それが余計に怖くなっちゃうと思います。
ただ、リゾートバイトは本来は楽しいことも多いですし、全く怪しいバイトではありません。ただ、ネットにあるリゾートバイトの口コミは、悪い口コミも、良い口コミもあまり自分にはあてにならないので、熱心に口コミ調べるのはあまり意味がありません。
その理由は以下8つからです。
リゾートバイトの口コミがあてにならない8つの理由
職種も勤務地も幅が広すぎ
まずリゾバの職種も勤務地もかなり幅が広いです。これだけ多くの職種を選ぶことができます。
- リゾートホテル(受付・ベル・ナイトフロント)
- 旅館(中居・裏方・調理・調理補助・温泉の清掃)
- ペンション・コテージ・ゲストハウス
- レストラン・カフェ・バイキング(ホール・キッチン)
- パティシエ・ベーカリースタッフ
- ショップ・販売
- スキー場(リフト・受付・レンタル・ゲレンデレストラン・パトロール・インストラクター)
- テーマパーク・アトラクション・キャンプ場
- ツアーガイド
- フォトグラファー
- プール・マリンスタッフ
- ゴルフ場
- エステ・マッサージ
- ナイトワーク・バーテンダー
- 農業・畜産業
- ウニ剥ぎ・ウニ剥ぎ体験の指導員
- 工場
- 沖縄などの家電量販店
- リゾート地でのオフィスワーク(経理・在庫管理)
1つの求人サイトだけでも全国で2,000件の仕事が募集されていたりします。これだけ求人があって、ひとくくりにリゾバを判断することはできません。それぞれの勤務地のそれぞれの職種でかなり仕事内容はかわってきます。
もちろん中には楽な傾向のある仕事と大変な傾向のある仕事と口コミで噂されているものはあります。
たとえば旅館の中居さんは「覚えることが多い」「着物を着る必要がある」「たすき掛け勤務(勤務時間が分割される)の可能性があるなどで大変との悪評がありますね。

一方でスキー場系は基本的にラクと言われている職種が多いです。休憩時間以外に、交代制で暖を取る時間があったりします。もしラクな仕事をしたいのであればスキー場の仕事を狙ってみましょう(笑)

しかしながら中居が必ず激務なわけでもないですし、着物も着やすい二部式着物や作務衣もありますし、たすき掛け勤務がない旅館もあります。
なにより経営している会社が違えば仕事のルールやリゾバスタッフの扱い方も全く違います。
だから10人に聞けば10人全く違う体験談の口コミが返ってくるので、リゾバの口コミを気にするのは勤務地まで特定できない限りはあまり意味がありません。

立ち仕事系はきついと評判の仕事が多いですね。座り仕事はラクだと噂されることが多いです。
立ち仕事 | 仲居、宿泊施設裏方、調理、レストランホール、農業、キャンプ施設 |
座り仕事 | スキーリフト、フロント係、事務、プール監視員、チケット販売など |
リア充か非リア充かでも違う
リゾートバイトに応募している人のタイプは多種多用で、ギャル系からきれいめ女子大生、真面目系の社会人、元ニート、アウトドア系さわやかイケメンなど、色々なカテゴリの人種が応募します。基本的に世の中の誰が応募してもおかしくないのがリゾートバイトです。
そんな中、ネットにリゾバのネガティブな意見を書く人は、どちらかと言えば、非リア系の人が多いので、リア充系の人の意見はあまり見当たりません。
非リアでも一緒に働く仲間によっては、受け身な姿勢でいても楽しい時間が過ごせますが、そうじゃないと楽しくないことが多いです。飲み会とかリゾバ仲間だけで遊びに出かける際も、非リア系は仲間はずれではありませんが、いてもいなくてもよさそうな場合には声をかけられないこともあります。
リア充系は異性との出会いなんて全く求めてなくて応募している方も多いですが、気がついたら短期限定の恋人作っていたりしますし、インドア系のまじめタイプは恋愛をかなり期待していたのに、気がついてみたら、就業後はいつも1人でテレビを観ている寂しい生活…ということが少なくありません。
非リアが楽しいリゾバライフを送るためには、イベントを主催してくれるようなムードメーカー的なリゾバ仲間と一緒に働けるかどうかというのも重要になってくるので、楽しいかどうかの運要素がさらに強くなります。
どういったタイプの人間が発信した口コミかによって、同じ職場でもかなり温度差があります。
使った求人サイトも違う
使った求人サイトによって、楽しい体験になりやすい場合もあれば、悪いリゾバ体験になりやすいケースも存在します。
リゾートバイトには、数多くの求人サイトがありますが、中にはブラックで大変な仕事と分かっても積極的に紹介してくるようなリゾバ派遣会社も存在します。楽しいリゾバライフに胸をときめかせながら応募してきた方を、売上のためにブラック企業に送り込みます(笑)
楽しいリゾバをするなら、応募者に大して誠実に対応しているサポート体制がしっかりしている紹介会社を選ぶか、

ブログやSNSで体験談載せる予定なんで、楽しい勤務先を紹介してください!
って言うかのの、どちらかがいいです(笑) ブログに書きます宣言は結構使えると思います。無料の広告みたいなものなので、どのリゾバ紹介会社も良い口コミを書いてほしいので。
勤務期間が違う
リゾートバイトは仕事が大変だからやめとけといった激務的な評判の多くは3ヶ月といった長期勤務ではなく、3日〜2週間程度の短期案件です。
短期案件は基本的に年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期に募集しています。繁忙期にだけスポット的に募集しているのは高確率で忙しくなる可能性があります。
もしネットの口コミを見て「仕事が大変」「激務で割に合わない」と聞いてちょっと不安になっているのであれば、繁忙期を避けて3ヶ月程度の求人で、できればリゾバスタッフが抜ける予定の補充要因として入れるような求人がおすすめです。
運営会社が違う
リゾートバイトの勤務先は大手企業が運営する巨大リゾートグループから、個人経営の宿泊施設まで幅広いです。
リゾバスタッフの扱いも様々なので、通常のアルバイトや従業員と同じように、スタッフの一員として大事にしてくれる会社から、一時的な派遣として考えていて、労働環境や住環境も整備していない勤務地もあります。
また大手の運営に多いのが「寮に異性の出入りを完全に禁止」「コンロを使っての自炊すらできない」といったリスク回避のためにガチガチにリゾバスタッフのプライベートを管理してしまう場所です。
他にも採用人数が違って、ある程度ゆとりを持ってい採用している場所もあれば、本来必要な人数よりも少し少なめに採用して人件費を削ってリゾバスタッフをこき使う体質の施設もあります。
リゾートバイトにはホワイト企業からブラック企業まで混在しており、またどこがブラックなのかは、判断しにくいのが現状で、リゾバ紹介会社のコーディネーターさんを信じるしかありません。
一応、冬の沖縄といったシーズンオフな場所や個人経営のペンションや山小屋みたいな求人だと、大手リゾートグループのようなガチガチな厳格リゾバスタッフ管理ルールもないので基本ユルい傾向にあります(笑)
経営母体がゆるそうな勤務地を狙っていくとラクで観光も楽しめるリゾートバイトライフが送れるかもしれません。
年齢が違う
リゾートバイトは18歳から50代ぐらいまで幅広い年齢の方が参加しています。一番多いのは20代ですが、その中でも大学生、20代前半のフリーター、会社辞めて息抜きできた人、ワーホリから帰ってきた三十路手前の人など、色々ケースがあります。
20代前半にとってはリゾートバイトは楽しい体験と感じても、年齢を重ねるにつれて、同じ環境でも漠然とした将来の不安から楽しめない人もいますし、年下と同じ仕事をしていたり、同じ寮で住んでいると、年下の言葉遣いや態度にどことなく、ストレスを感じることもあります。
リゾバが無条件で楽しめるのは20代前半〜中盤なので、このあたりで今リゾバに興味があるのなら、今のうちに経験しておいた方がいいです。年齢が上がるほど、リゾートバイトの労働環境に対する不満も高くなります。
リゾートバイトの給与は人によって感じ方が違う
リゾートバイトは「高時給」「稼げる」みたいなことが言われていますが、人によって感じ方が違います。
確かに大学生とか20代前半でフリーターとかだと高く感じると思います。時給1,200円とかで家賃・光熱費無料とかだと、月に25〜30万円稼げて10〜15万円貯金できることになります。
月収25万円で家賃無料は、25歳以上で大企業に勤めていた元社会人とかだったりすと、ちょっと割に合わないと感じる場合もあると思います。
一方で元学生や、高卒で地元の中小企業に就職した人、エステティシャン、販売職、飲食系とかの業界とかだと、リゾバの給料はかなりの高時給と20代なら感じるでしょう。
結局それまでのバックグラウンドによってリゾートバイトが稼げるのか稼げないのかは感覚はかなり違ってきます。
住環境や食事などの福利厚生が違う
リゾートバイトの求人を選ぶ際に、最も重視すべきポイントの1つが住環境で、口コミもしっかり書かれているものが多いです。(勤務地がわからない場合が大半ですが…)
住居として、かなりきれいな1ルームマンションを借り上げてくれていたり、旅館の1部屋を使わせてくれる勤務地もあります。
一方でスキマ風が吹いていたり、ゴキブリなどの虫が住んでいたリ、洗濯機などの家電が壊れていたり、寮自体が築30年以上とボロかったり…といった勤務場所もあります。
また相部屋だとプライベート空間がありません。シェアハウスみたいで楽しいと感じる方もいれば、一緒の部屋の他のスタッフと話が合わなかったり、自己中心的で散らかしたり、いびきがうるさかったりする場合もあります。神経質な方は一緒に住む方に大きく影響されるドミトリー(相部屋)はやめておいた方がいいでしょう。
部屋に関しては入念に担当者に確認して、できれば写真などを見せてもらった方がいいと思います。
あと食事もプロに和食の料理人がしっかり作ってくれたまかない料理を出してもらえる場合もあれば、毎日パサついた揚げ物だらけの弁当だったりして、リゾバスタッフの待遇は場所によってかなり差があります。
まとめ
リゾートバイトと一言でいっても、本当に多種多様な求人が存在しますし、一緒に働く仲間も一期一会で違います。
だからリゾートバイトの口コミというのは、個人の一時的な体験ですが、再現性が限りなく低いので、あまり役立ちません。
ただ、リゾートバイトは20代の前半〜中盤が一番楽しめる確度が高いので、もしリゾバが気になるようであれば、一度おためしで2〜3ヶ月程度働いてみて、自分の性格に合っているかどうか試してみればいいです。最悪、自分の肌に合わなかったら、バックレてしまってもいいのではないかと思います。

まずは信頼のできるリゾートバイト紹介会社に一度相談してみることをおすすめします。信頼できるリゾバ紹介会社はこちらのページを参考にしてみてください。
