上京したいが金がない…ニートや無職が利用すべきお得な方法4選

ニート・無職の上京 就職・バイト

地方から東京に上京を検討している地方組の方も多いと思います。

求人数・月収(時給)・職種・娯楽の種類など、圧倒的に東京の方がチャンスがあります。

筆者もかなりのド田舎の都道府県出身で、地元に残っていても、公務員か工場の仕事しか残っていない状態だったので上京しました。

今、地元で仕事がなくて、やむをえなくニートや無職状態になってしまっている方も多いと思います。貯金が徐々に減っていくのはメンタルが削られますよね。

そこで、筆者の上京体験から、ニートや無職がなるべく安く上京する方法から、利用を検討して欲しいお得な上京方法について解説したいと思います。

【費用は最低30万円】お金がないニートや無職が上京る最大の問題や家賃

シェアハウス

ニートや無職だと貯金がない方も多いと思います。東京への上京費用って結構高そうと感じている方も多いのではないでしょうか?

普通に上京すれば、賃貸契約だけで30万円程度のお金が「家賃・礼金・敷金・保証金・仲介手数料」で必要になります。

さらにすぐに就職やアルバイトが決まったとしても、2ヶ月後の最初の給与までの生活費や、日用品の購入などで最低でも50万円の貯金は欲しいところです。

しかも、無職やニートは基本的に賃貸契約するのは難しいです。筆者も若い頃は勘違いしてましたが、貯金が100万円〜200万円あろうと、無職の時点で入居できない物件が多いです。ニート無職が入居できる部屋は人気がない物件なので、無職の状態で賃貸契約を結ぶのは得策ではありません。マンションやアパートを契約するなら、正社員など定職に就いてからの方が選択肢が圧倒的に増えます。

では東京への上京時に最初にどこに住めばいいかというとずばり「シェアハウス」です。

筆者は二十歳の頃に所持金20万円で上京したことがあります。大学を休学して1年間上京していたのですが、方法としてはオークハウスのシェアハウスのドミトリーに住んでいました。

ドミトリー(相部屋)だとこんな感じですね。

オークハウス新宿南口

ドミトリーは相部屋で、4人前後で1部屋を使う生活です。プライバシーはないので、少しきつかったですが、若かったこともあって、それはそれで今ではいい体験だったと思います。意外と20代後半〜30代の方も住んでいました。

家賃は中野で3万5千円だったので、かなり格安でしたが、なかなかバイトに採用されなかったりして生活はギリギリでした。シェアハウスでも上京後の最初の給与振り込みまでの生活費用として30万円は欲しいところです。

シェアハウスなら新宿の隣の中野区とかじゃなくて、もう少し都心から離れた場所、たとえば三鷹とかだと個室で5万円ぐらいのシェアハウスも多いですし、埼玉の浦和あたりでも5万円代の個室シェアハウスがあるので、上京するなら所持金30万円で個室シェアハウスが個人的にはオススメです。

お金のない無職やニートが上京時に利用したい就職支援

料金

筆者は学生時代に大学を休学する形で短期限定の上京でしたが、

地元で仕事がなくて、やむをえなく無職やニートしている方、そういった現状を打破するために上京して就職したい! という方には、就職支援のある上京支援サービスがあるので、自分の希望にマッチするものがあれば、お得に上京することができます。

  • ITエンジニア
  • シェアハウス付きの派遣バイト
  • DMMグループの24歳以下限定の有給インターン
  • 住み込みバイトを経由してから上京する
  • 上京専門の保育士支援サービス

ITエンジニアとして就職する

プログラミング

続いて個人的に一番なのがIT系の就職エージェントが運営するITエンジニア養成プログラムです。住居無料でITエンジニアになるための、研修を受けることができます。

東京には日本の大半のIT企業が集中しており、人材不足が続いています。そこで就職エージェントが家賃無料で研修を受けさせてくれて、就職先も紹介してくれる、イタレリツクセリな無料エンジニア養成スクールが2つほどあります。ネットビジョンアカデミーとITECアカデミーです。

ネットビジョンアカデミーの方が、業界では有名なことと、住居がシェアハウスで他の上京した中間と切磋琢磨できる環境があるのでオススメです。

シェアハウス付きの派遣バイトをする

Tokyo Dive

まず1つ目は東京ダイブという上京支援の派遣プログラムです。

簡単に説明すると、東京にある3ヶ月程度の派遣の仕事(営業・事務・販売・飲食など)を紹介してもらえます。

これだと単なる派遣会社の1つですが、東京ダイブの面白いところは契約しているシェアハウスの家賃補助があるので、家賃は激安価格で東京に住むことができることです。

東京ダイブ経由なら、所持金10〜15万円ぐらいでも上京できてしまうので、所持金がない方や、すぐにでもアルバイトでお金を稼ぎたい方、とりあえずお試しで3ヶ月〜半年ぐらい東京に住んでみたい方にとっては非常に使い勝手がよい上京支援サービスになります。

最近の東京のシェアハウスはニートや無職だと、審査落ちしてしまうケースも増えてきたのですが、東京ダイブであれば、どんな人でも大体入居できます。

DMMグループの24歳限定の有給インターン

ハッシャダイ

こちらも家賃無料の上京支援プログラムでインターン運営しているのはDMMグループです。

こちらは24歳まで限定ですが、家賃無料でプログラミングや営業職の研修・有給のインターンを経験することができます。

研修やインターンを卒業した後には、東京のイケイケベンチャーへの就職支援もあるのが嬉しいところです。しかもヤンキーインターン出身者から取締役なども輩出していたり、さすがバックにDMMがついているだけあって、就職先もかなりの優良Webベンチャーだと評判です。

ちなみにヤンキーインターンという名称ですが、ヤンキーじゃない方でも応募できます。

住み込みの仕事を経由してから上京する

ビーチリゾート

他に少し住み込みの仕事で当分の就職活動など生活費用を貯めてから上京するという方法もあります。

有名な住み込みの方法としては「リゾートバイト」と「期間工」です。

リゾートバイトは、地方の観光地での住み込みバイトです。20代を中心に人気があり、月に20万円以上貯金できる場所も少なくありません。大学のサークルみたいな感じなので、ニートから社会復帰のためのリハビリとして利用している方も少なくありません。

1週間の短期〜半年以上の職場まで様々で、温泉入り放題やスキーリフト券無料などの特典も用意されているので、ちょっと地方で旅行気分を味わってから東京に上京したい方にはオススメです。

もう1つの期間工ですが、こちらは自動車工場のライン工の期間従業員です。正直、仕事はめちゃくちゃ大変です。ただし、その代わり月収40万円と大企業の契約社員という身分が学歴関係なく手に入るメリットがあります。最低3ヶ月ぐらいからです。

個人的には体力的に誰にでもオススメできる訳ではない体力勝負な期間工よりも、楽しく働けるリゾバがオススメです。

ニート無職の上京 まとめ

まとめ
  • ニートや無職の上京ならシェアハウスを活用すべし
  • シェアハウスなら所持金30万円ぐらいあれば上京可能
  • 上京就職支援サービスを活用するとさらにお得に

ニートや無職で地元でくすぶっているなら、間違いなく上京をオススメします。

田舎出身の1人である筆者の個人的な意見を言わせてもらえれば、地方は完全に椅子取りゲーム状態で未来がありません。公務員か大企業の工場や支社に就職が決まらなかった方はさっさと地元を捨てて上京するのを強くオススメします。

可能であれば正社員としての就職先を見つけてから上京するのがベストですが、面接の度に、東京に上京していたのでは交通費も毎回1〜2万円も掛かってしまい割に合いません。

上手く格安で住めるシェアハウスや短期間のバイトを紹介してもらえる制度などを活用して、賢く上京してみてください。

ちなみに東京ダイブを運営している株式会社アプリでは、リゾートバイトの仕事紹介もしています。リゾートバイトで地方で観光を数ヶ月経験して、貯金を作った後に、上京就職支援をしてもらうのも、賢い選択だと思います。