無料プログラミングスクールのITCE Academy(ITCEアカデミー)。知名度はまだまだ低いですが、シリコンバレーにもオフィスのある団体が運営している無料プログラミングスクールです。
「ITCEアカデミーの特徴って何?」
「どうして無料でプログラミングが受けられるの?」
「デメリットは何かある?」
など様々な疑問が浮かぶと思うので、ITCEアカデミーの評判の特徴について解説したいと思います。
ITCEアカデミーはインフラエンジニアに特化したプログラミングスクール
ITCEアカデミーはインフラエンジニアに特化した無料プログラミングスクールです。ITエンジニアは通常の開発エンジニアとは違いプログラミングしないエンジニアになります。
サーバやネットワークの構築など、システム構築の土台となる部分に関わるエンジニアです。
プログラマの方も、インフラエンジニアの業務内容について詳しく知らない方が多いようなちょっとマイナーな職種にあります。
インフラエンジニアは開発系のエンジニアのように何かものづくりするわけではないので、なんとなく地味な印象があるので、ものづくりしたい方が志望してくるIT業界では不人気職種になっています。ただし労働環境が悪いという訳ではありません。
しかしインフラという言葉通り、確実に需要があり、絶対なくならない職種でもあるので、年齢を重ねていっても食いっぱぐれしにくいメリットがあります。
しかもコーディングはあまりしないので、数学や物理などの理系科目が得意じゃない文系でも活躍している方が多いのも事実です。無理な開発スケジュールが続くデスマーチなどと無縁なのもインフラエンジニアのメリットの1つですね。
しかもインフラエンジニアでもしっかりフリーランスエンジニアなどの独立できるキャリアもあるっぽくて、独立すると月収50万円以上も目指せるなかなか狙い目職種となっています。
プログラミングする開発エンジニアは優秀な人との競争が激しいですが、インフラエンジニアはコミュニケーション能力やまじめに勤務態度など総合的なバランスで評価されるので、文系出身者にとっては狙い目職種と言っていいでしょう。
研修・就活サポート無料の無料プログラミングスクール
ITCEアカデミーは無料で研修と就職サポートが受けられる「無料プログラミングスクール」というカテゴリに該当します。
「無料でプログラミングを教えてくれるなんて怪しい…」と思うかもしれませんが、これは企業に紹介して紹介料をもらっているビジネスモデルなので、全く怪しくありません。ITCEアカデミー以外にも数多くの企業が無料プログラミング研修を取り入れています。
たとえば全国に拠点のある0円スクールやみんスク、RubyやPHPも学べるGEEK JOBなど様々な無料プログラミングスクールが存在します。研修後に変なブラック企業に就職させちゃうとスクールに悪い評判が立ってしまうので、しっかりした会社に就職させるような仕組みになっています。
それでも「無料プログラミングスクールは怖い」と思ってしまう方は優良格安プログラミングスクールのTechAcademy [テックアカデミー]なども検討してみてください。
テックアカデミーなら様々な割引キャンペーンが用意されていますし、就職サポートがあるプログラミングスクールでコストパフォーマンス抜群で、評判のかなりいいプログラミングスクールんあります。
東京での宿泊場所が完備
ITCEアカデミーの紹介する就職先は基本的に東京です。だから東京に上京する必要があるのですが、20代の若者は貯金が少ないので、引っ越しも色々と大変だと思います。
ITCEアカデミーに参加するメリットとしては東京での住居が無料で提供されるので、上京しやすいことが挙げられます。
ちなみにネットワークエンジニア・サーバエンジニアを目指せて、シェアハウスが無料で提供されているITCEと良く似た無料プログラミングスクールが「ネットビジョンアカデミー」です。
ネットビジョンアカデミーもネットワークエンジニアになるなら第一候補として挙げられることが多い無料プログラミングスクールなので、ITCEとネットビジョンアカデミーの担当者に直接話を聞いてみて、直感的に印象が良かったどちらかを利用するのがいいかと思います。

ITCEアカデミーのデメリット
ということでITCEアカデミーはインフラエンジニアになるのであればITCEは無料で研修・住居・就職サポートしてくれるなど、かなりお得なスクールですが、もちろんデメリットも存在します。
まず年齢制限があり18〜29歳じゃないと利用することができません。30代以降でITエンジニアを目指している方もいると思いますが、残念ながらITCEアカデミーを利用することはできません。
もう1つは開発エンジニアのキャリアは選べないということです。開発エンジニアはプログラミングをして、何かものづくりをしている感があって、達成感があるので人気が高いです。
無料プログラミングスクールの場合にはJavaを学んでSES(客先常駐)での業務アプリケーション開発をするSIerエンジニアになりますが、SIerエンジニアでもプログラミングのスキルは磨かれるので、私服勤務・リモートワークなど、よりワークスタイルの自由で給与も高いWebエンジニアへのキャリアチェンジも視野に入ってきます。残念ながらインフラエンジニアからWebエンジニアへのキャリアチェンジはSIerエンジニアよりもハードルが高くなります。
インフラエンジニアもフリーランスになること自体はできますが、Webエンジニアほど給与や自由度は高くならないのがデメリットかもしれません。
もし将来的にWebエンジニアになりたいのであれば、10〜20万円程度先行投資が必要になりますがTechAcademy [テックアカデミー]のような就職サポートのあるプログラミングスクールを検討してみてください。
まとめ
- ITCEはインフラエンジニア専門の無料プログラミングスクール
- インフラエンジニアはプログラミングしない
- 絶対なくならない職種で労働環境も良好だが地味で競争率が低い
- 宿泊施設を無料提供。
- 就職先は東京中心
- 就職内定率が94%と高水準
ネットワークやサーバといったシステムの土台となる部分を担当するインフラエンジニア。地味な存在ですが、Javaエンジニアのようにブラックな勤務先というリスクも少ないのがメリットです。
将来的にフリーランスを目指すこともできますし、数学がそこまで得意じゃない文系でも活躍が期待できるIT専門職なので、気になる方は一度詳しく話を聞いてみることをおすすめします。
ITCEアカデミーはスクールとしての規模が小さいので、他のプログラミングスクールよりも1人1人にそった就職サポート体制がしっかりしているので、自分の興味に沿った就職先を紹介してもらえる可能性が高いです。
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