時給が高いバイトを探している方も多いと思います。やっぱり正社員ではなくバイトであればやりがいよりも短時間でいかに効率よく稼げるかが、働くモチベーションにつながりますよね。
そこで、時給が高いと言われることが多いバイトをランキング形式にしてみたので、参考にしてもらえれば幸いです!
時給が高いバイトランキング
1位:ナイトワーク
時給だけで考えるとナイトワーク、いわゆる水商売に勝てる仕事は、特殊な技能が必要な専門職を覗いて他にありません。
特にキャバクラなどのお酒を注いだり、お客さんとの会話を楽しくだけのようなライトなナイトワークは女子大生などにも人気があります。若い女性で、メイクでそれなりのルックスに見せられる方であればナイトワークで採用されますし、時給2,000円以上はどの地域でも稼ぐことができます。
しかしながら、やっぱり水商売ですし親御さんや世間一般からのイメージは普通の接客業としては認めてもらえづらく、社会性が低いなどのデメリットもあります。将来金融機関やマスコミなど固い業種に就職しようと考えている方は避けておいた方が無難でしょう。
2位:リゾートバイト
続いてはリゾートバイトです。リゾートバイトとはホテルや観光地のレストランでのお仕事の総称です。接客系や調理補助系の仕事が多いですが、カメラマンや遊園地スタッフなど幅広い求人が募集されています。
リゾートバイトの平均的な時給相場は1,000円〜1,300円程度で、時給が高いバイトランキングで2位はおかしいように感じる方もいるかもしれませんが、福利厚生などの特典などを考えると時給以上の価値になることが多いのでこのランクにしました。
リゾートバイトは、地元のリゾートホテルなどでも普通のアルバイトとしても募集されていますが、オススメはリゾバ専門の派遣会社を通した住み込みのリゾートバイトです。
住み込みのリゾートバイトのメリットとしては以下のようなものがあります。
- 家賃・光熱費・食費が無料
- 旅館やホテル勤務ならプロの料理が食べられる
- 旅館なら温泉に無料で入れる
- ホテル勤務はチップがもらえることも
- スキー場ならリフト券無料
- 勤務地までの航空チケット支給
- 数ヶ月ごとに勤務地を変更できる
- 労働環境が聞いてた話と違っていたら派遣会社が対応してくれる
観光もできて、部屋も無料でご飯も美味しいなど、無料で受けられるメリットが多く、バイト中にお金を消費しなくても楽しめます。
バイトですが、週5日など勤務する必要があるので、フリーターや大学生の長期休暇にオススメです。中には2日だけなどのド短期リゾバもあるので、リゾートバイトをしたことはない方は若いうちに一度体験しておくことをオススメします!
高時給案件のリゾートバイトなら以下のページを参考にしてみてください。
関連記事:評判が良いリゾートバイト派遣会社とおすすめの職種を解説
3位:携帯販売・家電量販店販売スタッフ
携帯販売・家電量販店販売スタッフも時給が高く平均1,100円〜1,500円ぐらいで設定されています。社会保険に入れたり、エアコンのある快適な環境で働けること、家電という魅力あるジャンルの商品を販売することもあり人気の高いアルバイトです。
接客業や立ちっぱなしの仕事が嫌いじゃなければ、受け身でありながらセールストークのスキルも身につきますしオススメです。セールスの仕事でありながらノルマもないので精神的にもラクです。学生のうちに経験しておくと、就職活動の時に役立つでしょう。
4位:居酒屋
時給の高いバイトの定番と言えば、居酒屋バイトです。社交性の高い大学生やフリーターの方が選ぶことの多いバイトの1つです。恋人ができやすいバイトとしても人気がありますよね(笑)
接客相手が酔っ払いが多いですし、メニューも豊富だったり、重いモノも多かったり、お店によっては外で呼び込みしたりと、仕事は飲食系の中でも大変ですが、その分時給は高めに設定されています。
しかも、居酒屋は夜22時から深夜にかけて営業をしているお店も多いので、時給が深夜手当として高くなる傾向があります。働く人が陽気な職場飲食店で働きたいのであればオススメですし、仕事自体は覚えることも多く、ファミレスより重労働も多いですが、検討してみてもいいかもしれません。
5位:治験バイト
厳密に言えば治験バイトはアルバイトではなく、有償のボランティアになっていますが、ラクなバイトとして認識されている方が大半だと思うので、時給の高いアルバイトとしてカウントしました。
治験バイトについて知らない方のために簡単に解説しておくと、新薬を飲んで、血流濃度や血圧などの上昇などのデータを取るための被験者になるバイトです。
それって人体実験? って不安になる方もいるかもしれませんが、そんな不安なことはありません。新薬と言っても、大半がジェネリック医薬品の治験ですし、筆者自信も10回以上治験に参加した経験がありますが、危険な体験をしたことはありませんし、他の人もせいぜい一時的な吐き気程度でした。
治験の相場としては、2泊3日x2回が10万円程度、 3泊4日x2回が15万円程度と拘束時間によって報酬が決まっています。1日だけ何度も採血する日がありますが、その他は、大半が自由時間ですし、食事も3食バランスの良い食事が提供されて、お金を貰う側であってもお客さん扱いされるので、何かといたれりつくせりです。
ちなみに治験の事前検診は健康診断にもなるので、治験に突破できるということは、健康であることの証明でもあるので、健康診断代わりに治験に応募するのもオススメです(笑)
20代には割の良いバイトですが、残念ながら1度参加してしまうと、次の治験バイトには3〜4ヶ月間の休薬期間が必要になるので連続で応募することはできません。
6位:Webベンチャー・スタートアップの営業のバイト
東京などのベンチャー企業やスタートアップ企業で募集されている学生向けの営業のバイト(有給インターン)があります。時給は普通ですが、成績によってインセンティブが設定されていることがあり、結果的に高時給になりやすいです。学生生活を続けながらでも月収20万円以上を稼ぐことができます。
サイバーエージェントの藤田社長も学生時代に青学に在籍しながら人材ベンチャー企業でアルバイトを経験しています。
営業のスキルがあれば一生食いっぱぐれることもないので、もし東京などの都市部の大学生でWantedlyなどで学生バイト・有給インターンを募集していれば営業系のバイト・インターンはおすすめです。
7位:パチンコ屋
パチンコ屋も高時給バイトとして古くから人気のあるバイトの1つです。ギャンブル系のバイトということもあり、親に反対されることもありますが、学生からも根強い人気です。地域にもよりますが、時給1,000円〜1,500円ぐらいで募集されています。
BGMで耳が悪くなりますし、ガラの悪いお客さんも多く、重いモノを持ったり、マネージャーが一癖も二癖もある方だったり、働きにくい環境ですが、地方でも数少ない安定供給されている時給の高いアルバイトの1つです。
時給が2,000円などで募集されていることもありますが、深夜手当や長期勤務が前提になっているケースもあるので、高時給すぎて怪しいパチ屋求人の場合にはしっかりと待遇面はすり合わせしておきましょう。直感的に採用担当者が好きになれないと感じたら避けた方が無難です。
8位:コールセンター
昔からある時給の高いアルバイトとしてコールセンターの仕事があります。時給1,200円以上で設定されていることが多いです。
カスタマーサポートとして受け身の対応から、こちらから電話をかけてテレアポ営業をする攻めのコールセンターまで幅広いです。
コールセンターは時給が高いのに、イマイチ人気がないのは、クレームを言われたり、怒られたり、無視されたりなど精神的に辛いことが多いです。大変な仕事の割に正社員の仕事としては、社会的評価がイマイチで、近年は大手企業を中心に中国などにオフショアのコールセンターが設立されるなど形見が狭い職種でもあります。
最近は地方創生などの動きもあって、昔はコールセンターの求人がなかった田舎でも地域によって求人が登場していたりするので、地元で時給の高いアルバイトを探している方は検討してみてもいいかもしれません。
9位:警備員・監視員
警備員・監視員も比較的時給が高く、日給で募集されていますが、時給換算だと東京だと時給1,200円〜、時給の低めの北海道でも時給930円程度で募集されています。しかも警備員は夜勤の勤務もあるので、時給も25%割増しになります。
警備員は40代・50代で経歴が紆余曲折ある方でも採用されやすいので、バイトすらなかなか採用されなくて、現金が枯渇しそう…という中高年の方にはオススメとなっています。昔に比べて、労働環境も整備されているので、イメージと比べて働きやすいバイトでもあるので、意外と穴場の高時給バイトだったりします。
道路工事の監視員とかだと、思ってたよりも何時間も早く終了することもあるので、実は時給以上に高単価だったりします。ただし「夏は暑い、冬は寒い、トイレに行きにくい」などのデメリットもありますが…
10位:登録制単発バイト
登録制の単発バイトは時給は900円〜1,200円程度が多いですが、単発で入れるので、空いたスキマ時間にすぱっと働きたい。早くお金を振り込んで欲しいといった場合に検討してみてもいいかもしれません。
イベントスタッフなどは都市部限定ですが、時給1,200円程度で募集されていますし、人間関係も薄いので「もくもくと作業したい」「シフト組みたくない」といった方は検討の価値ありです。
時給の高いバイトを選ぶ際のポイント
以上時給の高いバイトランキングでした。他にも数多くの時給の高いアルバイトがあるので、自分で選ぶ際のチェックポイントについて解説しておきたいと思います。
- 塾講師・家庭教師は高時給でも選ばない
- 深夜勤務も検討する
- 交通費や移動時間も考える
- 最低賃金の高い自治体に引っ越しも検討する
塾講師・家庭教師は高時給でも選ばない
塾講師や家庭教師は時給が高いアルバイトとしての定番ですがオススメしません。
理由としては、授業時間以外に準備の時間が必要で、その時間に時給が発生しないからです。大学生でもプロ意識が求められますし、やりがい搾取的な部分もあるので、時給が高くても結果的に時給に換算すると最低賃金以下だったということになりやすいので、避けたほうが無難です。
高時給狙いなら深夜勤務を検討する
夜22時〜早朝5時の勤務では、時給が25%アップしなけければならないことが労働基準法で決まっています
使用者が、午後十時から午前五時まで(厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間については午後十一時から午前六時まで)の間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
また深夜のバイトは仕事もラクなケースも多く、飲食店などではそこまで立場が高くない正社員のスタッフが担当していることもあり、職場の雰囲気自体が仕ゆるい傾向があります。
昼夜逆転の生活は人によっては体調を崩す人もいますが、特に問題ない方であれば、深夜勤務にすれば時給の高いバイトな上ラクです(笑)
交通費や移動時間も考える
アルバイトをするなら、自宅から近い職場をオススメします。中には交通費は遠方でも全額支給してくれるバイト先もありますが、交通費の他に考慮にいれなければいけないのが移動時間です。電車などの交通機関で移動している間は全く賃金が発生しません。
時給だけでなく、いかに時間的にロスを少なくできるかも、効率的に稼ぐためには重要となります。高時給のバイトは時給を高くしないと人が採用できないような重労働な仕事も多いので、同じ時給ならブランド力などよりも家からアクセスしやすいバイトを選ぶのが賢い選択です。
また稼ぎたいからとバイトを3つも掛け持ちする方もいますが、その分移動時間も増えますし、いざ暇な時間にどれもシフトに入れてもらえないケースもあるので、バイトかけもちはせいぜい2つ程度にとどめておきましょう。
最低賃金の高い自治体に引っ越しも検討する
田舎で普通のアルバイトだと、最低賃金の関係で時給の高いバイトが少ないです。もしフリーターなどで、特に地元にずっといたいという訳でないのであれば、東京や大阪などの都市部に引っ越した方が高時給のバイトの絶対数が多いですし、職種のバリエーションの幅も広がります。
最低賃金は同じ日本で200円以上も違います…
もし上京する初期費用がない方はリゾートバイトからスタートするのがオススメです。リゾートバイトは交通費・家賃・食費などが支給されるケースが多いので、所所持金が少なくても引っ越しすることができますし、貯金も月に20万円以上貯めることができる高時給な職場も多いです。
リゾートバイトであれば、住所は地元にしておきながら、数ヶ月単位の住み込みで観光地を転々とできるので、自分がどこに住みたいか効率的に全国の場所を転々とできるのもメリットの1つです。
時給の高いバイトランキングまとめ
- 1位:ナイトワーク
- 2位:リゾートバイト
- 3位:携帯販売・家電量販店販売スタッフ
- 4位:居酒屋
- 5位:治験バイト
- 6位:Webベンチャー・スタートアップの営業のバイト
- 7位:パチンコ屋
- 8位:コールセンター
- 9位:警備員・監視員
- 10位:登録制単発バイト
時給の高いバイトは色々ありますが「リゾートバイト」か「インセンティブのある営業系」のどちらかがオススメです。
時給の高いリゾートバイト求人は以下の記事を参考にしてみてください。
時給の高い営業系のバイトはタウンワークやanなどで募集してます。