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文系がゲーム会社に就職するならUnity一択!おすすめスクールは?

Unityが学べるプログラミングスクール プログラミング

文系で数学や物理といった理系科目が苦手な人でもゲームプログラマーやゲームプランナーとしてゲーム業界へ就職したいと思っている大学生や20代の社会人の方も多いと思います。ゲーム業界への就職は競争倍率が高く、狭き門です。

「ゲーム会社ってどうやったら就職できるの?」
「文系でもエンジニアになれる?」
「ゲームクリエイターになるのにおすすめのスクールは?」

など色々と疑問が浮かんでくると思います。

文系がゲーム会社に就職するためにおすすめのスキルとしておすすめなのがゲームエンジン「Unity」です。その理由について解説したいと思います。

文系出身者でもゲーム会社に就職できる理由

ゲーム

「ゲームプランナーは文系でもなれそうだけど、プログラマにも文系出身者でもなれるの?」と疑問を感じる方もいると思いますが今の時代なら可能です!

10年前であれば、ゲーム会社にエンジニアとして就職できるのは理系出身者か、一握りの頭キレキレの文系学生だけでした。しかし、スマートフォンゲーム市場の誕生によって普通の文系大学生でもゲーム会社に就職するチャンスが芽生えました。

スマートフォンゲームの特徵として「片手でタップするだけ」「空いた時間にサクっと遊べるゲーム性」「売上の源泉は課金」です。過剰に複雑化していき、制作コストの膨張していく家庭用ゲーム機市場とは一線を画すライトユーザーに絞ったゲーム市場です。

一方の家庭用ゲーム市場は、莫大な制作費を書けられて制作される洋ゲーとの戦いで疲弊しきっています。

スマホゲームは、グラフィックこそ年々精細になってきてますが、ゲームのロジックは非常にシンプルなのが特徵で、日本の会社でも世界で戦うことができるので、多くのモバイルゲーム専門のベンチャー企業が存在します。

ちなみにスマホアプリ黎明期の2013年ぐらいまでは、個人でも簡単に作れるフラッピーバード的なカジュアルゲームでも広告費で何千万円もの大金を1人で稼ぐことができる夢のような時代でした。

2013年ぐらいまでは、個人のカジュアルゲーム長者が続出…

フラッピーバード

残念ながら今は、大手企業もスマホゲーム市場に参入しているので、個人でカジュアルゲームを作っても広告収入でガッポリ儲けることは、宝くじで億万長者になるぐらい難しくなってしまいました。

しかし、モバイルゲームは家庭用ゲーム市場以上に儲かる市場であることがわかっているので、多くの企業がガチで参入しています。就職先としてのゲームクリエイターの需要は高いです。そして、ゲーム性はシンプルであり、そこでゲームの企画を考えたり、ゲームバランスなど運営面の仕事ができる文系のゲームクリエイターの需要が高まっています。プログラミングスキルよりもアイデアで勝負できるゲームプランナーやプログラマの需要が増加しています。

筆者は2014年〜2016年ぐらいに個人アプリ作ってましたが、一番良い月でも広告収入が月間5万円程度だったのは、ほろ苦い思い出です。

文系出身者がゲーム会社に就職するのにUnityの学習がおすすめな理由

Umity編集画面

「スマホゲームが好きで自分のゲーム会社で就職したい」「既に社会人になってしまったけど、今からでもゲーム業界に潜りこみたい」と思っている学生や社会人の方も多いと思います。

スマホゲーム業界であれば、文系未経験からでも目指せるチャンスがあります。またゲームプランナーやプロデューサーといった文系よりの仕事であれば、新卒カードを持ってない社会人の方でも目指すことはできます。

しかもスマホ業界は給与などの待遇面も良いので、既存のゲーム業界よりも働きやすい環境の会社が多く、文系大学生にもスマホゲーム会社は人気の就職先になっています。

だから就職先も多いけどライバルも多いのが現状です。特に文系の場合だと、プログラミングなどのスキルや数学・物理の知識にも自信がない方も多いですが、他の就職希望者よりも一歩前に出るために役立つスキルがUnityです。

Unityはゲームエンジンの1つで、プログラミングだけでなく、Photoshopのようにボタンやスライダーなどを操作してゲームを制作していくことも可能なツールです。

これまでこういったゲームエンジンは、それぞれのゲーム会社が独自に開発しており、社外に出ることはありませんでした。そんな中、2010年代に、UnityCocos2d-xUnreal Engineなど、誰でも使えるゲームエンジンが台頭し、ゲーム制作が多くの人にも手が届く創作活動となりました。

そんな中、Unityのスキルを習得するべき理由は以下5つです。

  • スマホゲーム会社の多くがUnityを採用している
  • 無料で使える
  • プログラミングしなくてもゲームが作れる
  • プログラミングスキルが身につく
  • 自分の企画を形にすることができる

スマホゲーム会社の多くがUnityを採用している

多くのスマホゲームがUnityを開発プラットフォームとして採用しています。

Cocos2d-xは3Dが苦手なことや、開発拠点がネットに検閲のある中国であるので、色々と不安な部分があります。5年前はCocos2d-xも人気がありましたが、UnityがCocos2d-xが得意な2D分野の機能も強化始めたことによって下位互換的な位置づけになってしまいました。

Unreal EngineはUnity以上にハイスペックなゲームを作るのが得意ですが、スマホゲームにはちょっとスペックが高すぎて、スマホアプリに落とし込むことが難しいです。

Unityは2Dも3Dも作れて、スマホゲームも作りやすく、開発会社も信頼できるということで多くのスマホゲーム会社が導入しています。

たとえば白猫プロジェクトやスマホ版ドラクエ8、ポケモンGO、スーパーマリオランなどもUnityで制作されています。

ちなみにUnityで開発すると、本来であればiOS(Swift/Objective-C)とAndroid(Java/Cotlin)の2つのプログラミング言語が必要なのが1つだけのプログラミング言語(C#)で作れてしまいます。さらにはPS4やNIntendo Switchなどの家庭用ゲーム機のソフトも制作できてしまう万能ゲームエンジンです。

職種として「Unityエンジニア」という求人名で募集している会社はよく見かけますが、Cocos2d-xエンジニアやUnreal Engineエンジニアといった求人はほとんど見かけませんね。

無料で使える

Unityは法人が開発していますが、無料で利用できます。一定の収益を上げると有料版に移行しなければならないのでゲームアプリ会社は有料版を利用していますが、個人デベロッパーレベルなら無料版が利用できます。無料版でもほとんど有料版と同じ機能が利用できるのがUnityの太っ腹なところです。

無料版でも商用利用できるので、アプリとしてリリースして広告を貼って収益化することも無料でやってかまいません。

今は個人で大金を稼ぐことはできなくなってしまいましたが、「趣味」と「お小遣い稼ぎ」をかね揃えた創作活動としてを続けていくことはできます。ちなみに広告貼るのであればnendがクリック単価も高くておすすめです。

プログラミングしなくてもゲームが作れる

カジュアルゲーム程度であれば、Unityを使えばプログラミングをほとんどしなくてもゲームが完成させることもできます。それぐらい完成度の高いゲームエンジンであり、だからこそプログラミングスキルに自信がない文系出身者でもプログラミングしなくても作品として形にすることができます。

また、他の人が作ったプログラムや3Dモデルやイラストなどを有料・無料で利用できるアセットストアという機能があります。これらを組み合わせていけば、1人で作ったとは思えないようなゲームが作れてしまいます。

Unityアセットストア

アセットストアを利用して少人数でゲームを完成させて上手く収益化しているゲームデベロッパーも多いですね。

プログラミングスキルが身につく

当たり前ですが、Unityを学べばプログラミングスキルが身につきます。

ゲームのプログラミングはフルスクラッチでやると物理の理論なども入ってきてメチャクチャ難しいです。完全に理系の領域になるので文系はほぼ間違いなく挫折します。

しかしゲームエンジンであれば、よく使われるようなアルゴリズムが最初からゲームエンジン内の機能として用意されており、1行おまじないのようにコードを書くだけで高度な動きを実装することができます。だから挫折せずにゲームを作りながらプログラミングを学んでいくことができます。

もちろん、ゲームプログラマになりたいのであれば、ゲームエンジンの関数ばかりに頼っていてはいけないのですが、プランナーなど企画職であれば十分です。エンジニア志望でもスマホゲームであれば、なんとか業界に潜り込んで経験を積みながらゲームプログラマとしてスキルアップしていことができます。

ちなみにUnityで使用するプログラミング言語はC#かJavaScriptで、その上でUnityのフレームワークが動いています。どちらもつぶしがききやすい言語です。もしゲーム以外のIT分野やWeb系エンジニアとして就職したい場合にも役立つでしょう。Webエンジニアなら四則演算が中心なので文系でも十分目指せます。

ゲームプランナー志望で数学や物理は嫌いという人も、エンジニアとのコミュニケーションのために、Unityでのプログラミングが少し出来ると、橋渡し役としても社内でひと目置かれる存在になれます。

自分の企画を形にすることができる

ゲームクリエイターとして就職するには何かしら自己PRできる作品(ポートフォリオ)を提出する必要があります。Unityであれば、自分の企画を1人でも形にできるので、ポートフォリオが作成しやすく、ゲーム業界への意欲を見せつけることができます。

文系でも多少のプログラミングができて、作品として形にすれば、ゲーム業界に就職したいという本気度が面接官にも伝わります。

できれば自分のスマホ内だけでなく、面接までに自分のアプリをアプリストアに公開するところまで進めておくと好印象です。特にAppleの場合はアプリの審査があるので、審査を通過するようなアプリを制作したことは少なからず評価されるでしょう。

Unityを利用すれば、iPhoneやAndroidのアプリストアに提出するファイルへの変換も簡単に行うことができます。

売り方などWebマーケティングなども説明しておくと尚良しです。基本個人アプリはあまりダウンロードされなくなってしまったので、失敗談になってしまう可能性が高いですが、そこから何を学んだかをしっかり受け答えできるように対策しておきましょう。自分なりにPDCAサイクルを回してアプリの改善していくような姿勢が見られれば面接官からの印象は良いはずです。

ちなみに私の知り合いは、途中で就職活動やめてプログラミングを始めました。文系既卒ニートになって「人生終了」とか自虐ネタ言ってましたが、自分でWebサービス作ってそれをアピールして、大手ソーシャルゲームの会社にWebプログラマーとして就職していました。ポートフォリオ作ってアピールするのが最強です。

Unityを学ぶのにオススメのプログラミングスクール6選

ということでエンジニアとゲームプランナー、どちらを目指すにおいてもUnityができるのはスキルとして評価されます。特にゲームプランナーはプログラミングのスキルをアピールできませんが、ポートフォリオ(作品)として紙だけで説明するよりも、実際に動く作品としてプロトタイプを作れるレベルまでになっていた方が、面接官に対する印象が、格段によくなります。ぜひポートフォリオは面接までに完成させておきましょう。

Unityは今最も人気があるゲームエンジンなので参考書も整っています。しかし、プログラミング全くの未経験の方からすると、独学でポートフォリオ完成はちょっと敷居が高いかもしれません。そこでぜひ検討して欲しいのが、Unityが学べるプログラミングスクールです。

就職するためには、面接官のチェックに耐えられるポートフォリオでなければなりません。ゲームプランナーでもプログラマ志望でも、新卒だろうとポートフォリオ(成果物)は必須です。

そこで面接でも耐えうるポートフォリオを完成させるためのプログラミングスクールを紹介したいと思います。

Tech Academy(テックアカデミー)

テックアカデミーUnityコース

Unity講座を持っているオンラインスクールの中で、一番人気があるのがテックアカデミーです。今流行りのブロックチェーン技術などもコースも開講していプログラミングスクールの中でもかなり攻めたスクールです。

数週間で成果物を完成させるところまで、持っていくのでハードですが、かなりのスキルが身につくでしょう。メンター制度で、プロのエンジニアに相談できる環境が整っていますし、ポートフォリオにもしっかりダメ出しして、就職面接で自信を持って見せられるレベルの作品が完成します。

また就職サポートも用意されているので社会人からゲーム業界に潜り込みたい方には非常にありがたいシステムでしょう。

テックアカデミーは割引キャンペーンも時々実施しています。無料体験レッスンや動画説明会なども用意されているので一度公式サイトを覗いてみることをおすすめします。

おすすめ度:★★★★★

侍エンジニア塾

侍エンジニア塾

Unityが学べるプログラミングスクールとして有名なテックアカデミーに対して、あまりUnityを推してないせいか、有名ではありませんが「侍エンジニア塾」も一応Unityエンジニアの講師が在籍しています。

侍エンジニア塾ではフルオーダーメイドのカリキュラムを採用しており、自分の希望に添ったカリキュラムを学べるので、関心のあるジャンルやプログラミングレベル、作りたいポートフォリオに合わせて柔軟にカリキュラムを作成してくれることです。

また侍エンジニア塾は業界でも250人以上の講師が在籍している大所帯です。そして全ての講師の方が教える言語で今現在も現役で活躍しているレベルの高いフリーランスエンジニアです。Unityエンジニアの講師も在籍しており、現役のUnityエンジニアからポートフォリオや就職のアドバイスを貰えることが最大のメリットです。

ただ、他社より少し値段が高めなのがネックなので、学生にはちょっと厳しい値段かもしれません。

おすすめ度:★★★☆☆

TECH::CAMP(テックキャンプ)

テックキャンプ Unity

テックキャンプは月額14,800円で、オンラインの動画が視聴し放題で、東京・名古屋・大阪にある専用の学習スペースも利用することができます。

テックキャンプはUnityの中でも特にVR(拡張現実)ゲームのコースを強みとしています。VR市場は今後伸び代が大きい市場ということもあり、VRゲーム開発をしている最先端の分野に挑戦してみたい方は検討してみると面白いと思います。

教室では他にもUnityでゲーム制作を学んでいる方やUnityエンジニアとして就職を目指している方も大勢いるので、モチベーションも上がります。チームプロジェクトなどに興味がある方にもオススメです。

テックキャンプは結構カリキュラムが変更になり、現在Unityコースが開講されているかは不明です。興味がある方は問い合わせてみてください。

CodeCamp

コードキャンプ

CodeCampではテックアカデミーと同じくコース終了後に就職支援も実施しています。学ぶ内容としてはテックアカデミーよりも簡単な内容となっており、さらにテックアカデミーより初心者向けな印象を受けます。

コードキャンプはWebデザイナー目指すならオススメなんですが、、正直、Unityコースはあまりやる気がないような印象です。

おすすめ度:★☆☆☆☆

KENスクール

KENスクール

東京・横浜・大阪・名古屋の校舎でUnityについて学べるコースを開講しています。個人的にはオンラインスクールの方が、サポート体制が充実しているスクールが多いと思いますが、オンラインではなく通学型で学びたい方は検討してみてください。

基礎的なカリキュラムなので、就職レベルはちょっと厳しいかもしれません。

おすすめ度:★★☆☆☆

KENスクール

ヒューマンアカデミーUnity講座

ヒューマンアカデミーUnity講座

社会人教育で有名なヒューマンアカデミーでもUnity講座を開講しています。残念ながら札幌校でしかUnity講座は開講していません。

話はそれますが、ヒューマンアカデミーグループではたのまなAdobeというオンラインスクールがあります。これは、ゲームを制作物として完成させるのであれば必須ツールとなるPhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトについて学べます。

しかもAdobe CCの使用ライセンス付きスクールで、はかなりコスパの高いWebスクールとなっているので、Adobe製品の操作性を実際に使いながら学びたい方はコチラを検討してみてください。

ヒューマンアカデミーUnity講座

おすすめ度:★☆☆☆☆

ということで基本的にはテックアカデミーが頭ひとつ抜けている印象です。1度だけですが、無料で相談とかにも乗ってくれるので、興味がある方は公式サイトをチェックしてみてください。

まとめ: ゲーム開発者の3割は文系出身者

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が発表したゲーム業界の開発者を対象としたアンケートによると、実に3割以上もの開発者は文系出身者だそうです。

ゲーム開発者の出身学部

文系でも比較的目指しやすそうなプロデューサーやディレクターといった職種だけでなく、エンジニア(プログラマー)でも33%の方が実は文系出身です。

ゲームプログラミングは数学や物理のロジックをゴリゴリに使うので、以前は文系出身者はなかなか太刀打ちできませんでした。

しかし、UnityやUnreal Engine、Cocos2d-xのゲームエンジンが登場したことにより、ゲーム業界でのエンジニア職は、文系でも目指せるようになりました。

それに、10数年前はゲーム開発者はアニメ業界と並び、労働環境が劣悪で賃金も安いといった悪い評判がありましたが、今は違います。

ゲーム開発者の年収

給与面でも、ゲームクリエイターの平均年収は539万円となっており、高い水準となっています。スマホゲーやソーシャルゲームといった、収益性の高いプラットフォームが増えたので、今では好きなことと高給が両立できる業界になっています。

ゲームは好きだけど、将来設計を考えて、安定した業界に就職する必要はなくなりました。だから、今多くの学生が、ゲーム業界に飛び込んでいます。

ゲーム業界に未経験から入社できるのはせいぜい20代半ばです。Javaエンジニアなどは30代でも目指せますが、ゲームクリエイターは人気があるので若さも重要になります。

これから「何を学んで、何を作って、どこに就職すればいいか」考えがまとまらない方はまずは、TechAcademy [テックアカデミー]でキャリアカウンセリングが無料で受講するので、色々とアドバイスをもらってみるのがオススメです。