大学中退したい場合の親を説得する為の理由

出口 学生生活

これから大学を中退しようと考えている方の中に、どのように親を説得すればいいか考えている方もいると思います。

そこで、どんな方法で大学中退を説得すればいいかを考えてみました。

ゲームがしたいです!

ゲーム

ゲームがしたくて、学校に行きたくないのであれば、「正直にゲームがしたい」と答えてみてはいかがでしょうか。

「よく正直に伝えてくれたわ…あなたは私たちの誇りよ…」

ってなるかも…はい、100%なりませんね。ホコリじゃなくてゴミ扱いされます。

もし、得意なゲームでプロゲーマーの道があるのであれば、実績などを見せてみたら、検討してくれる可能性も僅かながらあります。

プロゲーマーという職業は古くから存在します。将棋の棋士はゲーマーの走りです。時代が追いついていないだけで、プロゲーマーは、将来普及すると、eスポーツの海外での普及状況などを理由付けに説得してみてはいかがでしょうか。

また、FXもゲームと感覚的には似ています。ローソクチャートを見ながら1日に何度も取り引きしながら、目利きを磨いていって勝率を上げるのはゲームが得意な人の方が向いているかもしれません。

FXはギャンブルと思われていますが、突き詰めることによって、常に勝ち越している人もいるので、1つのことにのめり込める人であれば、ギャンブルではなくプロのトレーダーとして生計を立てられます。

プロになれないテレビゲームは時間の無駄でしかないので、FXなど利益になる分野にエネルギーを注いでみてはいかがでしょうか。

ただしゲームやFXは学問と両立しやすいので、ゲームが理由で中退するのはもったいないです。



学費・生活費が足りない

お金

日本の場合、親が学費を払ってくれる場合が多いので、苦学生は少ないですが、一部の学生は新聞配達などをしながら、大学生活を送っています。

新聞奨学生の生活はハードで、周囲がキャンパスライフを謳歌しているのを横目に、夕刊の配達があったり、明日の朝の為に早めに寝る必要があります。新聞奨学生という身分も、恥ずかしくて明かせないという場合もあり、大学内でも孤立しがちです。

なので新聞の配達や勧誘に疲れた学生にとっては、大学中退は仕方ないかもしれません。

しかし新聞奨学生ではなく、単純に仕送りが少なくて生活費が足りないのであれば、奨学金の利用を検討してみてください。また、親に、就職してからの返済を条件に、もう少し多めに仕送りできないか交渉してみるのもアリです。

新卒での就職活動は、唯一誰にでも給料の高い大手や優良企業に入社できる千載一遇のチャンスです。新卒での就職にさえ成功してしまえば、ボーナスなどを利用してあっという間に借りたお金を返すことは可能です。

もし、中退してしまえば、「ボーナスなんて雀の涙、そもそも存在しない…」という会社しか選べないということが起こり得るので、お金を理由に大学を中退してしまうのは、もったいないです。

1年休学して、バイトを掛け持ちしてお金を貯める方法もありますね。

ちなみに、休学してバイト掛け持ちの他にも、リゾートバイトや営業インターンなどの方法も存在します。ビジネスマナーも身につくので、復学後の就職活動を見据えるなら、有給インターンがオススメです。

 

関連記事:

恋愛がしたい大学生にオススメの出会いの多いバイトNo.1!リゾートバイトでテラスハウスのような男女共同生活 

 

ヤンキーを営業職に?若年者のインターンを支援するハッシャダイという会社

 

起業したい

スーツ

学生の間に起業して事業が忙しくなって中退した先輩方も大勢いらっしゃいます。たとえば堀江貴文さんやチームラボの猪子寿之社長も大学や大学院を中退していますよね。

世界的に見てもスティーブ・ジョブズやビルゲイツ、マーク・ザッカーバーグなど錚々たるメンバーが大学を中退して成功しています。

しかし、基本的に起業の為の中退は親には反対されます。

起業してみんな最初は自分なら海賊王になれるんじゃないかと信じていますが、現実は大半の方が失敗するからです。

倒産は、場合によっては借金を負債を背負ったり、無理心中や家族離散など様々不幸が訪れます。わざわざそんな大変な道を学生時代から歩み始めなくても、もっと楽な生き方はたくさんあります。

それに起業しようとする行動力や営業力があれば、学生時代は営業のバイトやどこかのベンチャーでインターンなどにエネルギーを注いでおけば、大手の中でもかなり優良な会社から内定が取れるはずです。

それでも学生起業したいのであれば、大学内に籍を置いておいたままでも起業を始めてみてはいかがでしょうか。中退するかどうかは、事業が軌道に乗りそうかどうかが分かってから、判断しても遅くはありません。

それにインターン採用などの面でも大学とコネクションを持っているのは有利に働くでしょう。
リブセンスの村上社長も早稲田大学に在籍しながら同じ早稲田の学生と共に事業を行っていましたよね。

それでも会社経営に集中したいので中退したいのであれば、事業が失敗した時に、借金など火の粉が親に降りかからないこともきちんと説明しておきましょう。また、再就職しやすいスキルを身に着けておくことも約束しておけば、承諾してくれる可能性が上がるはずです。

俳優・声優・マンガ家・ミュージシャンなどエンタメ系のアーティストになりたい

声優

大学で学ぶ内容ではエンタメ業界のアーティスト・クリエイターになることとはできません。出版社の編集者や芸能マネージャーなど裏方なら目指せますが…

基本的にエンタメ系は、目指す人数に対して、なれる人は一握りです。一生食べていける人はさらに少ないです。しかも事務所の力など政治力や生まれ持った才能やルックスなども影響されるので、大半の親は反対します。

大学で新卒カードを使って就職しておけば、とりあえず安定した会社に入社できるので、勝ち目の薄いギャンブルで人生を無駄にしてほしくないのが親の本音です。

くりぃむしちゅーの有田哲平さんのお父さんは、有田さんが、立教大学を辞めてお笑い芸人になると言った時に、「自分のやりたいことを見つけて素晴らしい」と褒められたそうです。

しかし、これは特殊で、有田さんの父親が経営していた会社の経営状況が悪かったので、仕送りをしなくても済んだという資金繰り事情がありました。

エンタメ業界を目指すのであれば、期限を設けて、駄目だった場合のキャリアなど人生計画を説明できるようにしておきましょう。

大学生活が楽しくない

「大学生活が楽しくない」というのが理由であれば、おそらく親に大学中退を説得させるのは難しいでしょう。

本当に大学が楽しくないのが理由であれば、大学生活以外で趣味を見つけたり、バイトをしたり、自分1人でできる事業や創作活動など熱中できるものを見つけてみてはいかがでしょうか?

集中して単位を取得しておけば、大学に行かなくていい曜日が作れたり、3年生の後期ぐらいから授業がほとんどない状態にできることもあります。

勉強が難しすぎる

理系でよく聞くことの1つが、講義が難しすぎて単位が取得できそうにないということです。

このまま在籍しても留年し続けるだけと判断されたなら、大学中退を許可してくれるかもしれません。

しかし、それはもったいない無いので、転部や編入で文系の他学部に移動することを検討してみてください。文系学部は単位取得が簡単なので、卒業はできるはずです。

 

関連記事:大学受験で失敗したけど浪人はできない人必見!編入試験試験で最終学歴を変える

海外留学したい

海外

「海外留学したい」は、目的にもよりますが、現実逃避と受け取られる可能性が大きいです。場合によっては叱られたりと、口論になる可能性があります。

留学とは、「語学留学」から大学・専門学校の留学まで色々あります。

語学留学やワーホリはただの旅行なので、大学を中退してまで行うものではありません。

大学の留学は日本の大学の交換留学を利用してはいけないのでしょうか? そもそも、その学費は誰が出すのでしょうか。

今の時代、日本で学べないことは少ないですし、仮に海外でしか学べないことを学んできたとしても、日本で活かせる場所があるかどうかも定かではありません。

海外留学を足がかりに海外移住したいと考えている方もいるかもしれませんが、ビザや言葉の問題もあり、海外就職は一筋縄ではいきません。日本に来ている留学生も、日本での就職活動には苦戦している人が多いですよね。

海外留学は人それぞれの目的が異なるので一概に言えませんが、親にはかなり深く突っ込まれる動機の1つなので、説明する場合は、入念に準備しておいた方がいいでしょう。

親の弱みに漬け込んでみる

不仲

何か親の弱みがあるのであれば、それを理由に、「自分の人生だから自分で決める」と主張して中退まで持ち込むことも可能です。

たとえば、親が離婚や別居していたり、大手企業をリストラされて生活が大変だったり、育児放棄などの問題が過去にあったのであれば、そのような親の人生を見ているから、自分の人生は自分で舵取りしたいと主張できます。

たとえばプロギャンブラーののぶきさんは、大学卒業後にプロギャンブラーになることを親に告げても、反対はされなかかったようですね。

──ご両親にプロギャンブラーを目指すと言った時、反対されなかったのですか?
先程も話しましたが、うちの両親は勝手に離婚してそれぞれ再婚しています。両親は好き勝手に生きているわけだから、僕のやりたいことを否定する権利など与えていません。だからあれこれ言わせないという強い態度で、本気でプロギャンブラーを目指すと父と母に言いました。その時、親はドン引きしてましたが、やっぱり自分に反対する権利はないとわかっていたのか、何にも言いませんでした。
ちなみに父は中小企業診断士協会の前会長を務めていて、母はアメリカ大使館の元職員だったので、両親が離婚してなかったらプロギャンブラーになりたいなんて口が裂けても言えなかったですね。だから僕がプロギャンブラーになれたのは離婚してくれた両親のおかげでもあるんです。両親の離婚は、僕が僕の人生を歩めたきっかけなので、とても感謝しています。

-リクナビNEXTジャーナル-

ただし、親の弱みに漬け込んで、中退を強行した場合には、その後の関係が悪化するので気をつけましょう。

なんだかんだで、自分が30歳を超える頃には、親もそろそろ何か病気などで亡くなってもおかしくない年齡になっているでしょう。

今後の人生においても、親との良好な関係を築いていきたい場合には、親の弱みに漬け込んで大学を中退するのはオススメしません。

逆に今後の人生は親となるべく距離を置いて行きていきたい場合は、親の弱みにつけこんで大学中退をしたことをきっかけに疎遠にできます。

まとめ

子供

以上、大学を中退する場合の、親を説得するための理由でした。

大学中退は親にとって、ちょっぴりショッキングなことです。

子供の大学の卒業式に来るのが夢だったという親御さんもいます。

親にとって、子供の大学卒業の日は、20数年間の子育てが一区切り着いた記念の日でもあります。

「あんなに小さかったのに、大学を卒業する年頃にまでなった…」
「長いようで短かった…」

親それぞれ感じ方は違いますが、これから社会の一員になる門出の日である卒業式は親にとっても一生忘れない日になる場合もあります。「自分が親にしてもらったように、子供を1人前に育て上げられた」と実感することができる記念すべき日です。

大学中退は、親が子育てが完了したと実感できる記念日を失うことを意味します。それでも大学を中退したいのであれば、それなりの覚悟をもって、この選択が正しかったと言えるような人生にしていかなければなりません。

本当に大学中退が必要かどうか、もう一度考えを整理してから決断してみてください。