時間はあるけど、お金はない…けど働きたくないという全国50万人の意識低い系大学生の皆さん、治験って知っていますでしょうか?
「モルモットになって、ヤバイ薬飲む系のバイトでしょ!?」
って思っているなら、ちょっと間違った情報です。
治験は全くもって健全な医療活動であり、安全性も高いので、大学生が楽してお金を稼ぐにはもってこいです。
今回は管理人も学生時代複数回利用して、合計100万円以上の報酬を稼いだJCVNを例に治験について説明したいと思います。
ちなみにJCVNの治験案件の大半は東京圏です。関西在住者の治験ならインクロム 一択となるので注意してください。
治験とは
そもそも、治験って何?
って方もいると思うので、簡単に説明したいと思います。
治験とは新薬を販売するために、効き目や副作用を人体にて確認する臨床試験のことです。
簡単に言えば、「人体実験」ってことですね。
けど、そんな怖いものではありません。人間の被験者を対象とした臨床試験の段階に至るまで、何度も実験を重ねているので、死んだり、後遺症が残ったりするものではありません。
実際日本の健常者を対象とした治験では、死亡事故も後遺症被害も報告されていないです。
なので、そこまで不安に感じる必要はありません。
さて、製薬会社が新しい薬を発売するためには、臨床試験のデータを厚生労働省に提出して認可を受ける必要があります。
その臨床試験のデータ採取のために、被験者の血液や心拍数などの情報を取得する必要があり、それが治験です。
ちなみに治験はアルバイトではありません。報酬の発生するボランティアです。
※一般的に「治験バイト」という言葉をコーディネート会社や治験先で使うことを好ましくないとされています。単に「治験」または「治験ボランティア」と呼ぶようにしましょう。
治験参加者で「治験に参加することによって、多くの患者が助かることに貢献したい」などと志高く応募している人なんて誰もいません。
全員が報酬のために参加しているのは分かっているので、ボランティアだからと肩の力を入れる必要はありません。
かといって事前検査段階から気だるい振る舞いをしていると、扱いにくい被験者だと思われて落ちる可能性があるので注意しましょう…
バイトのように上司から叱られることはないので、「働いたら負けかなと思ってる」意識低い系大学生には最適なお金の稼ぎ方なのは間違いありません。
だから意識低い系を地で行く学生だった管理人は何度もリピートしてました。 テヘ!
ちなみに治験に参加すると被験者のデータは残ります。しかし個々人が特定されるような情報は残りません。プライバシーに関しては完全に守られるので、AVのように治験に参加したことで人生が暗転することはないので、安心してください。
ちなみに、治験って男性だけじゃなく、女性も募集しているので意識低い系女子はぜひぜひ〜 イケメンのお医者さんに出会えるかもしれませんよ〜!
JCVNとは?
さて、治験について、簡単には理解してもらえると思います。
ころで、管理人が利用していたJCVNって何?
って疑問に思っている方もいます。
JCVNとは治験コーディネート会社ですね。治験の被験者を臨床試験病院に紹介する会社です。
治験には大きく3つの機関が関わります。
- 新しい薬を発売したい製薬会社
- 臨床試験を行う病院
- 治験参加者を紹介する治験コーディネート会社
臨床試験を行う病院は、いちいち治験被験者の募集なんていう面倒くさい業務したくないから、コーディネート会社に「治験参加者20名集めて〜」と依頼するわけです。
そして、コーディネート会社に登録している人たちから参加希望者を募るというわけですね。
簡単に言ってしまえば、治験コーディネート会社は人材派遣会社のような感じです。
ちなみに製薬会社と治験参加者は関わりません。治験薬投与の瞬間だけ、製薬会社の方が立ち会いをしている場合がありますが、基本的に直接話したりすることはありません。
JCVNの評判は?
管理人一押しのコーディネート会社はJCVNです。
「どこの病院に行ったか」「どこのコーディネート会社使っているか」とか、たまに気が合った治験参加者と話をする機会があるのですが、JCVNに関しては、総合的に評判が良かったです。
大学病院といった豪華な施設で行う案件が多いので、食事が美味しかったり、マンガやゲームなどの設備が良かったりと、治験機関中、過ごしやすいという意見が多かったです。
また、個人的には変な勧誘電話が掛かってこないのも良い点です。
別の治験会社は、応募者が集まらないと、「この案件参加しませんか?」とか連絡されることがあります。
正直わずらわしいし、人が集まらない案件は、報酬だとか実施病院もしょっぱい感じなので、連絡してほしくないですね。JCVNはそういった連絡がありません。ただし、JCVNの治験案件の大半は関東圏が中心です。関西圏の治験を希望ならインクロムボランティアセンターとかがいいかもしれませんが、基本的に案件少ないのと風呂が団体なので、やめといた方がいいと思います。
謝礼について
治験の謝礼金ですが、1日につき1万円強〜2万円程度です。大学生のバイトとしては、かなりいい報酬ではないでしょうか。
複数のコーディネート会社で、同じ案件を募集していることもありますが、ほぼ同じ報酬額で募集しているので、報酬的にお得なコーディネート会社は存在しません。
謝礼金は飲む薬の種類ではなく、拘束時間によって変動します。
健常者向け案件としては、2泊3日x2回または、3泊4日x2回という治験の募集が多いです。入院とは別に1〜2回通院する場合もあります。
長期休暇期間だと新薬系で20泊で40〜50万円といった案件も参加できるかもしれません。しかし新薬系は数が少ないので、大学生が参加できるチャンスは少ないです。
今はジェネリック医薬品関連の抗うつ薬や血圧を下げる系などの安全性の高い案件が多く、副作用もほとんど感じることなく終わります。大学生には十分割の良いバイト有償ボランティアの1つです。
JCVNの治験は安全?
いくら治験が薬飲んで、寝ているだけでお金がもらえるからって、死んでしまったり、後遺症が残ってしまったりしたら恐怖しかありません。
これまで、治験に10回ぐらい参加したことがある、クズ筆者からすると、治験は安全と言えます。
日本の健常者対象の治験で死亡した人はまだ存在しません。後遺症も治験参加者との情報交換の中で聞いたことは全くありません。
治験は人間に投与する前に動物を使って多くの実験が行われてきています。
実際の薬の投与量も微量です。
ただ、万が一の可能性もあるので、ほとんど起こらないような状況を説明しておく義務があります。その説明を聞くと怖いと感じてしまう人もいます。
ただ、案件によっては、体との相性で、出ている人も何人か見かけたことがあります。薬によりますが、吐き気などが、副作用として考えられます。
吐き気ぐらいの副作用は、人によっては出る場合があるので、可能性として存在することを理解しておきましょう。
自分も治験を初めて受けた時は、色々不安がありましたが、1度受けてしまえば恐怖心がなくなるので、20代前半はよく利用していました。自分は幸いにも副作用もほとんど感じたことがありません。
ちなみに、JCVNは治験コーディネート会社の中では、こういった不安を取り除くため、初回の説明会への参加を必須としています。
JCVNの治験に参加できる年齡は20歳以上
治験に参加可能なのは20歳以上なので、大学1〜2年生応募できません。
大学3〜4年生だと、授業数も減っているので、春休み・夏休みといった長期休暇でなくても、参加できると思います。
健常者(健康な人)対象の治験であれば、だいたい20〜40歳ぐらいが参加可能な年齡ですが、大学生など20代前半の方の参加者が目立ちます。
オリンピックやワールドカップなどのイベント時には、他の被験者とテレビ観戦は楽しみの1つです。(ただしスポーツ観戦していて、調子にのって飛び跳ねたりすると、データが乱れるからとスタッフから怒られる可能性があるので、気をつけましょう…)
30代後半の方も一部参加していますが、闇を抱えていそうな人もいます… 30代後半で治験に参加しているというのは察してあげてください。もし話しかける機会があっても、タメ口ではなく優しく敬語を使ってあげてくださいね!
とは言っても、30代の方も転職までのつなぎなどで参加しているなど、まともな人が大半です。
また、治験を参加する場合には、治験参加契約書に緊急連絡先を書く必要があります。
これって、もしかして親バレする?
ってちょっと心配になりますよね。
でも万が一のことが起こらない限り、親に連絡がいくことはないので、親に伝えておく必要はありません。親世代も治験に対して誤解している可能性が高いので、治験応募を説明すると絶対に反対されるので、報告しなくていいです。
そんなリスクの高い治験薬を臨床試験で投与することはありません。
治験時の入院環境
「治験ってどんな場所で行われているの?」
と気になる方もいると思います。
場所はピンキリです。儲かってなさそうな町のクリニックから大学病院のような研究機関まで様々です。
どちらかと言えば、大学病院の方が、設備やスタッフの対応が良いように感じます。まぁ、管理人の偏見です…
クリニックでも大学病院でも、治験専用のフロアが用意されているので、一般外来の患者とは、入退院時ぐらいしか会うことはありません。
部屋は通常の病院を想像してもらえればいいと思います。治験先によっては1部屋6名程度から20名以上が入る大規模部屋まで様々です。
マンガやテレビ・ゲーム器等が用意されているレクリエーションルームも完備されています。Wi-Fiは完備されていますが、パソコン等は自分で持っていきましょう。
シャワーは参加する治験にもよりますが、投薬日以外は利用できる場合が多いです。バスタブへの入浴は利用できない場所が大半です。
治験参加時に持っていくもの
- 着替え
- コンディショナー・洗顔フォーム(シャンプー・ボディソープのみの場所が多い)
- ハンド・バスタオル(一部の治験)
- スリッパ(一部の治験)
- 歯みがきセット
- パソコン・ゲーム機など娯楽用品
- 身分証明書
- 健康保険証(一部の治験)
- 印鑑(交通費等の精算)
- 銀行カードか通帳(振込み先の確認のため)
治験中の食事
ご飯の時間は治験参加中の楽しみの1つです。
栄養士が作成した献立なので、普段の食事よりも栄養価が高いと感じる方が多いはずです。最近の治験では洋食中心なので大学生にも好評です。(治験先によっては、和食中心という場合もあります)
1日3食です。朝食を食べるのが苦手でも完食を目指す必要があります。(体質によっては副作用が強く出てしまって具合が悪い場合には、考慮してくれます)
好き嫌いもできないので、出されたものは基本的に全て完食しなければなりません。食いしん坊の方は飲食物を内緒で持ち込みはしてはいけませんよ!
美味しい食事や、豪華なアメニティを重視するならJCVNがオススメですが、それよりもリゾートバイト.comがいいと思います。
治験中に気をつけること
まぁ、治験は色々といいことづく目ですが、もちろんデメリットもあります。
治験で参加する際に気をつけておかなければならないことをまとめてみました。
運動制限あり
治験参加前〜参加中は激しい運動をしてはいけません。
運動をすると血液などで一発でわかります。運動すると何かの値が1週間ほど下がらないそうなので、運動系の部活やサークルに入っている人は注意しましょう。
喫煙・飲酒制限あり
治験参加中は飲酒や喫煙ができません。
一部の治験参加者の中には、1回目の入院が終わって帰りの帰路の途中でタバコを吸っている人もいるようです。数値に影響が出る可能性があるので、治験参加中の喫煙は絶対にやめましょう。
サプリメントは1〜2週間前から禁止
偏った食生活の栄養補助のためにサプリメントを摂取している方は、治験開始の1〜2週間前からサプリメントをストップさせなければなりません。
注射が多い
治験で投薬1日目は頻繁に採血があり20回以上採取します。最初は15分ごとで、30分、1時間と段々と頻度が下がっていきます。
投薬2日目以降は採血数は1日数回程度です。注射が苦手な人は1日目が関門です。針は挿しっぱなしではなく、1回ずつ刺す治験が多いです。
昼夜逆転している人は夜寝れない
地味に辛いのが、昼夜逆転している場合の治験の参加です。
22〜23時ぐらいで消灯になります。明かりをつけて本を読んだりスマホを触ることも禁止なので、夜型の人は事前に修正しておいた方が楽に治験の夜を乗り切ることができるでしょう。
遅刻厳禁
治験は通院時からスケジュールが詰まっているので遅刻厳禁です。
場所によってはバスで行く病院もあるので、交通機関に乗り遅れて遅刻することがないように、少し早めに到着する計画にしておいた方がいいでしょう。
入院当日の食事には注意
入院当日は、朝食・昼食を食べてから入院するのかなどは、念入りに確認しておきましょう。
水以外飲んではいけない入院で、うっかりいつものようにコーヒー飲んだらいけませんよ。
カレーなどの中性脂肪が多い食べ物を食べると、入院前の健康診断の血液検査の値が治験に好ましくない方向に変化する場合があります。予備被験者と交替になる可能性もあるので、中性脂肪が高い料理は食べないほうが無難です。
うつ病持ちは参加できない
うつ病や精神疾患がある方は治験には参加できません。暴れられても困るからの配慮でしょう。
うつ病でなくても、セントジョーンズワートのサプリメントを摂取している方も、参加できないことがあります。
治験の休薬期間
治験は寝ているだけで、お金が稼げるのだったら、連続で何回も受ければ、まとまったお金が手に入るんじゃないかと思いますが、残念ながら連続で受けることはできません。
治験の最終参加日から次の治験参加まで、3〜4ヶ月ほど休薬期間を設けなければなりません。治験の被験者情報は複数の治験コーディネート会社によって共有されているので、コーディネート会社を変えてもバレるので止めておきましょう。最悪治験の案件を紹介してもらえなくなります。
献血参加者も、最終献血参加日によっては治験に参加できないので、要注意です。
JCVNの治験に参加するまでの手順
以上、治験参加の際の注意点でした。そこまで難しいものではないと思います。
では実際にJCVNの治験に参加するまでの手順は主に以下の通りです。
- JCVNにボランティア登録のWeb応募(初回のみ)
- 説明会へ参加(初回のみ)
- 専用ページで治験案件を閲覧しWeb応募
- 治験コーディネート会社と電話で体調や必須要項の確認
- 治験先で健康診断への参加
- 治験への本参加
- 治験終了後に報酬が銀行口座に振り込まれる
健康診断への参加だけでも交通費として数千円の謝礼がもらえます。この段階で、案件の薬の効果や病院の設備が気に入らないなどの理由があれば辞退することも可能です。
健康診断は薬の投薬は行われていないので、すぐに次の治験に応募することも可能です。
本参加が決まったら実際に入院して、まったりとした治験生活が始まります。健康診断の結果がイマイチだった人は予備被験者か不合格になります。
健康診断に落ちたからといって、他の治験でも落ちるわけではありません。採取するデータは治験によって違うことや、日々の体調でも変化するからです。
まとめ
治験は決して怖いバイト(有償ボランティア)ではありません。
全ての薬は販売するまでに臨床試験を経なければなりません。人間に投与するまでに入念な研究が行われているので、世間一般に拡がっている危険なイメージとは程遠いのが本来の治験です。
健康診断も無料で受けることもできます。治験期間を勉強など有意義に使いたい学生も参加してみはいかがでしょうか。コーディネート会社として、筆者がよく使っていたのはJCVNですが、ぶっちゃけどこでもいいです。
JVCN治験コーディネートサービスとしては運営期間が長く、業界大手で安心です。JCVNに治験案件を紹介してもらうには、一度説明会に参加する必要があります。かっちりしている分、紹介してもらえる治験先も安心できる場所ばかりです。特に大学病院など、設備が豪華な場所で治験を受けたいのであればJCVNは最適でしょう。
説明会に行くと、治験コーディネーターの方からより詳細な治験についての説明を受けることができます。説明会に参加したからといって、治験に絶対に参加しなければならないというわけでもありません。社会勉強として、新薬の開発がどのように行われているかを知るためにも一度参加してみてもいいかもしれません。
…ただ、この記事読んでいる大半は治験申し込んでないので治験以上に日給高くて、短期限定の彼女作って沖縄は北海道で楽しい思いをしたいならリゾートバイトの方が幸せになれると思います。治験は男だけなのでつまらないです。寝てるだけがいいという、筆者のようなよっぽどグータラ人間じゃなければ治験よりもリゾバの方が稼げて楽しいと思います。